八十七話…？ ページ41
『花壇の様子を見てました』
あながち間違えではないだろう…
そう思いつつ言葉にするとなるほどと理解してくれた
林「たまたま花壇用の花もお持ちしたんですけど
見ていきますか？」
『あ、良いんですか？
…ラベンダーとコスモス１つずつお願いします』
林「じゃあいつもの領収書に上乗せして…
これぐらいの料金でお願いします」
支払いを済ませてお見送りをしてから
商品を一旦店の中へと運び出す
花を軽く手入れしてから売り棚に移し替えて
ようやく開店前の仕事を一つ終わらせた
あとは掃除して…
二「んん…もう仕事してんの？」
裏の方から眠た気な様子でひょこっと顔を出す
二郎くんにおはようと声をかけると言葉を返してくれた
そのまま何故かこちらにトテトテと歩いてきて
じーっとこちらを見つめてくる
意図がわからず困り気味に首を傾げて見せると
ニコッと微笑んで「山桜って美人だよなぁ」と呟く
…僕が、美人？
よく見ると殆ど寝ぼけているようで
うとうととしながらたまにハッとした様子で
顔を上げてくるので可愛らしいと思ってしまった
なんか強制的に視界にフィルターでもついたのかな…
寝ぼけって恐ろしい…
『ご飯は和食がいいですか？洋食がいいですか？』
二「…和食」
『分かりました。苦手な食べ物とかあります？』
そう聞くと「特に」と言ったので取り敢えず
出来るまでまだ時間があるから寝ていいよと言うと
「うん」と素直に返事をして戻っていった
なんかいかにも弟っぽくて可愛いな
とか思ってクスッと陰で笑った
作り終えて起こしに行くとすでに起きていたようで
パジャマに使っていた服から出掛け用の私服へと変わっていた
二「飯？」
『うん、お口に合えばいいんだけど…』
机の上に置いた料理を見るなり目を輝かせて
「美味そう…いただきます！」と言って席について
ガツガツと食べ始めた
…本当美味しそうに食べるなぁ
あ、仕事そろそろ始めないと
『おかわりとか台所にあるから自由に食べたりしてていいからね。じゃあ仕事してくるから』
二「が、頑張れよ！」
意外な応援にクスッと笑って「ありがとう」と
お礼を言ってエプロンをつけて店の方へと出ていった
今日のお昼ご飯用意しとかないとなぁ…
夕ご飯も何にしようかな
とかいつもだったら思わない事を考えながら
僕はオープンの看板を外に見えるようにかざった
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砂漠＊(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます！グダグダ進行になってしまいますがナガノディビジョンの応援よろしくお願いします！(￣^￣ゞ (2022年1月5日 17時) (
レス) id: d153b48b76 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - とても好きな物語だったので更新宜しくお願いします (2022年1月5日 10時) (レス) @page47 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
砂漠＊(プロフ) - 猫目石さん» 大変お返事が遅れてしまいすみません！(; ;)ナガノディビジョン推しありがとうございます！イラスト全然OKですのでもし描いていただけたらぜひ教えてください|´-`)ﾋｿﾘ (2021年12月22日 17時) (レス) id: d153b48b76 (このIDを非表示/違反報告)
砂漠＊(プロフ) - 貴方の作品のファンさん» 大変遅れてすみません！(; ;)これから少しずつ更新していきますので気長にお楽しみください！m(_ _)m (2021年12月22日 17時) (レス) id: d153b48b76 (このIDを非表示/違反報告)
猫目石(プロフ) - ナガノディビジョン推しです！良ければ二次創作のイラストを描かせていただいてもよろしいでしょうか？(マイク起動したところとか。たぶんというか妄想だけになりますが、) (2021年7月25日 10時) (レス) id: 5676b10c1c (このIDを非表示/違反報告)
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