黄色いあの子と黄色い彼 【snr】

黄色 6 ページ6

センラside





今日はレコーディングと浦島坂田船で打ち合わせだ









いつもより早く家を出て電車に乗る











車もあるけど駐車代高いから







電車がちょうどええねん









俺がこの電車に乗る時の特等席に向かう







お、空いとる






ここ競争率高いねん 謎に人気なんよな









いっつも 女も人居るんよなあ









俺の特等席に座って











出発前に今日のレコーディングの







内容に目を通すためカバンから









ファイルを出して







確認をする









隣に女の人が座った










数席 空いているにも関わらず








ここを選ぶのは







もしかしたら俺の特等席が







彼女も特等席かもしれない










すまん、、、









電車に揺られて数分







そろそろ俺が降りる駅に着く







資料をカバンに戻すために片していると









電車の揺れた弾みで








資料が床にばら撒かれる








ああああああ、何してんねん！俺！！！！






一緒に拾ってくれた








女性にありがとうございますと伝えて











俺は駅を去った









あの人どっかで見たことあるんよなあ……











電車乗ってるからか？？？？

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