黄色いあの子と黄色い彼 【snr】

黄色42 ページ42

『そろそろ解散しよか。帰るの遅くなってまうし、』





時計を見ながら言うセンラさん






「長い間居座ってすみません、」





『そんなことないで?センラが呼び止めたんやし、逆にこんな時間までごめんな、、裏口までしか送っていけへんのやけど帰れそう??』





「はい！帰れます！大丈夫です」





荷物を持ってセンラさんと裏口に向かう







「今日は楽しいライブありがとうございました！」






『センラも楽しかったで。来てくれてほんまありがとうな〜！』






「じゃ、帰ります！」







『ほんま気をつけてな、』





「はい！」





帰ろうとした瞬間センラさんに呼び止められた





『せや、連絡先 交換したいんやけど、』





ちょっと照れてる?センラさん





「え、逆にいいんですか、?」





『Aちゃんやから特別』






センラさんが放つ言葉が鼓動を早くさせる








「これ、私のラインです」







『お、ありがとうな！』







お互いの携帯に連絡先が入ったことを確認する







「じゃ、ありがとうございました！」







『お家ついたら連絡してな?』





「わ、わかりました！ありがとうございました！」





パタリと閉まる裏口の扉







携帯の画面には





さっき交換したばかりのセンラさんのライン







センラさんと繋がってしまった、、、






折原なんかあったら連絡してええからね







センラさんからのラインで頬が緩む








さすがスパダリ





まだ連絡先を交換したことに実感はないけれど





今とても幸せだ

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