黄色いあの子と黄色い彼 【snr】

黄色 28 ページ28

センラさんと出勤をして






会議室に2人で入る






「おはようございます」



『おはようございます』






先に会議室に来ていた






加藤くんやセンラさんの後輩の佐藤さん達が









驚いたような顔でみてくる








佐藤「え、折原さんたちいつのまに……」






『え?』




「ちゃうちゃう ついさっきそこで会ったんよ」






会議室の扉を指さす







佐藤「なるほど びっくりしました〜」







「まあ でもAちゃん かわええし モテそうよな〜」







『そんなことは、、』







ポカンとしていると隣から声がする






いつの間にか近くに聞いた加藤くん








加藤「ダメっすよ この人 本当は限界オタクで推しにとろけてる人ですから笑」






『ちょ また人前でそういう事いって！！！』





軽く加藤くんの肩をつつけば










痛い！怪我した！とか騒ぐ








佐藤「Aさんがそうなってるの見てみたいっすね！」






興味津々で目を光らせる 佐藤さん









『絶対見せないです』







「でも そこまでなれるって 一途ってことじゃないですか?素敵なことですよね」







佐藤「ああ たしかに ……」







「やから俺はそんなに一途に思われる推しさんが羨ましいって思いますよ〜?」








何かを企んだような顔で






顎を引いてふざけてﾆﾔｧと軽く笑うセンラさん







いつものふざけてるセンラさんみたいで






なんだかうれしかったけど




ほんとに照れることをすんなりするのは






やめて欲しいいくら心臓あっても足りない

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