弐『偽りの暗殺事件』 ページ7
艶やかな明かりに貴重な建物、そして綺麗な海。
今、私が住んでいる場所・璃月。
スネージナヤ出身である私にとっては『スネージナヤ人がここにいていいのか…?』と戸惑ったが今ではすっかりと慣れてきた。
それに街を歩いているだけで住民が輝きの目でこっちを見てくる。
私は依り代という人形を作っていて人々を救ってきた。
苦しまないように、悲しまないように死者を救いだした。
例え病気や事故、加害者にコロされて亡くなってしまった人でも私は救う。
それが私、恋舞灯空の“掟”だ。
?「灯空。準備ができましたよ」
灯空「ん?あぁ、明雷。わざわざありがとう」
明雷「いえ」
紺色の髪を縛った女性___明雷がわざわざ私を迎えに来てくれて【七星迎仙儀式】の場所に向かう。
明雷は私達が所属する彦星城の護衛で稲妻人…と言いたいところだが彼女にとって地雷なので、
あえて言わないようにする。
【七星迎仙儀式】の場所に着くと私達の席が用意しており、二つの席には同じ彦星城に所属する
林檎「やっほー女神!待っていたよっ!」
灯空「林檎と水羽!もうここに来ていたのかい?」
水羽「うん。早めに出席したいから」
明雷「ささ、灯空も席にお座りしてくださいませ」
灯空「あぁ」
席に座ると明雷に椅子を前に引きずってくれて明雷も隣に座る。
その瞬間、集まっている住民達が私を見るなり騒ぎだした。
住民「見て!女神様よ!」
住民「何度見ても美しい…」
住民「女神様達も【七星迎仙儀式】に参加してくれるなんて嬉しい…」
ざわざわとする住民達に手を振るとまたざわめきが鳴り止まない。
ざわめきの中、集まりの住民達の中には知り合い達までいてこっちに気づいてくれた。
そしてその場でジャンプしたり手を振るなど私にアピールしてくれた。
クスクスと笑っているとあの中に噂の栄誉騎士とその相棒がいたような気がした。
灯空「(…?気のせいか…)」
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5ヶ月ぶりの更新!中々更新できなくてごめんなさい…。
灯空ちゃんや他のオリキャラは設定資料集で書きますのでしばしお待ちを!
因みに読みは明雷(みょうらい)さん、林檎(ピングゥオ)くん、水羽(すいは)さんです。
まだまだ璃月のオリキャラいますよ〜。
終わり ログインすれば
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作者名:白鳥 | 作成日時:2022年2月28日 9時