勇気をください (ページ8)

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8.自由って難しいページ8

○○Aちゃん今から会える?

今何時だと思ってるんだそんなツッコミをしたくなる時間帯高校生が遊ぶ時間でもない

けど─────

母「あんた!! いつまで、遊んでんの？」

『うるさいな関係ないじゃんバスケはもうやめた他に何をやれって言うの？』

母親がめんどくさいから＂あえるよ＂と返信をしてさっさと家を出る

今から会う人はどこでどうやって出会ったんだっけ
それすらも覚えていないくらいどうでもいい

「Aちゃーん久しぶり元気だった？」

『なに彼女にでも振られたの？』

「相変わらず感鋭いねーほんとに高校生??」

あーそう言えば2年前だったかもな
この人と会ったの

それから私は＂遊び終えて＂家に帰った────

『もう6時じゃん…… 学校めんどくさいからいっか』

そう思いながら目をつぶると母が私の部屋のドアを叩いた

母「A!! 友達来てるよ！」

『友達?? 誰？』

母「えーわかんないけど見たことある子！」

見たことある子？誰だろ？
思い当たりがないまま玄関の扉を開けると朝から眩しい光がめにはいった

黄瀬「Aちゃん!! おはよッスー学校行こ！」

『なんであんたが居んの？』

「いっや～どーせAちゃんサボると思って！迎えにきたんッス」

『……はぁ』

呆れながら私は扉を閉めようとすると扉を掴んで
＂待ってるッスよ＂と笑顔で言われた

『わかった』

ずっと家の前にいられるのも面倒だし私は仕方なく学校に行く事にした