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そして、1日目の練習が終了。
皆が食事をしているところで、私は1人離れてPCで今日の練習データをまとめていた。
 やっぱりそこにも奴はいたのだ……



『…………ねぇ』



赤「なんだい?麗しのセナ」



『それやめてくんない?恥ずかしいんだけど』



赤「何故だ?言葉通りの意味だって言うのに…あ、それじゃprettyかbeautyのほうがいいかい?」



『発音よく言い直すんじゃねぇ!!』




バンッッ!とテーブルを叩く。やばい、選手達が此方を見ている。くそ、朝からコイツのせいで恥ずかしい思いばかりだ…///////



『チッ』



赤「ふふっ、怒ったところも可愛いなセナは」



『誰のせいだ!って可愛くないし!!』





 やばい、疲れてきた。なんでコイツはいつもいつも……ため息を吐いたところで、ゾロゾロと見覚えのある人物達がやってきた。



青「よぉ、セナ」


『あ、青峰』


緑「全くお前達は、少しは静かに出来ないのか?」


紫「セナちん、俺のお菓子あげるから怒んないで〜」



『あ、ありがとう…って、無理矢理口に突っ込もうとするな紫原』


黄「セナっち〜!赤司っちだけじゃなくて、俺たちともおしゃべりしようっす〜!!」



『あっ、ちょ黄瀬……』






 黄瀬が私の腕を引くと、今度は向かい側の椅子が騒々しく倒れる音がした。すると赤髪の変態が血相を変えて此方を見ていた。





ガタッッッッッ!!!












赤「くぉるぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!黄瀬ェ!!僕のセナの細くて可愛くてすべすべの腕に気安く触れるんじゃあない!!!あと青峰!その汚らわしい目つきでチラチラとセナの胸を見るんじゃないィィィィィィ!!!!!!」




『……チ-ン』






 今回1番恥ずかしい思いをした。
私はしばらく微動だにしていなかったという……

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作者名:シャーベット | 作成日時:2021年12月30日 4時

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