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『はぁ…あー……結局練習終わるまで寝ちゃってた……』
すると後ろからトントンと背中を軽く叩かれた。
黒「セナさん」
『はぁうっ!!な、何かな黒子?』
黒「大丈夫ですか?」
『いや、大丈夫なわけないだろう…というか君、事情知ってて今更それを聞くのか?』
黒「ですよね、すみません」
そう、この黒子とは中学の頃からの仲間だったので私の悩みを理解している1人なのだ。だけど…
『まぁ、火神とか降旗とかセンパイ達には黙っててもらえないか?恥ずかしいからさ…』
黒「分かってます、というか、今頃彼もセナさんに会うの楽しみにしてるんじゃないでしょうか?」
『っ!! 〜〜っ今それを言わないでくれないか……鳥肌が……』
黒「すみません」
『はぁ……罰として、マジバで私の愚痴を聞いてもらおうか?』
ピッ!と人差し指を彼の鼻上辺りに突きつける。
黒「クスッ…わかりました」
黒子は嫌な顔ひとつ見せず、私に着いてきた。
私はあの後、フィレオフィッシュバーガーとポテトをやけ食いしてしまったらしく、黒子が家まで運んでくれたらしい…今度シェイクを奢ってあげよう。
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作者名:シャーベット | 作成日時:2021年12月30日 4時