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09:気付かないフリ ページ9

「あっそうだ、きょーくん、夕飯はまだ?」

「はい。そろそろ作ろうと思っていた所です」

「じゃあ、私が作ってあげよう☆」

「良いんですか?」

「うん。料理は好きだし。きょーくん、毎日作ってて大変でしょー?」

「では、お願いします」

「おけおけ。今日は何人?」

「今日は全員、家で食べるのでAも合わせて13人です」

「りょーかい」

「私、手伝いますよ」

「んーん、大丈夫」

「でも、13人分ですよ?」

「よゆー。冷蔵庫の中身勝手に使うよー」

そしてキッチンへと向かい料理作りを開始した




「ほい、完成」

「うわー!美味しそう!」

「ありがとー。わたくん」

「ホントホント。嫁に欲しいな」

「はいはい、冗談はやめようか、かなくん?」

「冗談じゃないんだけどな〜?」

「冷めない内に食べよ〜」

「じゃあ俺、Aの隣☆」

「椿、勝手はよしなよ」

「え〜良いじゃん」

「僕もAお姉ちゃんの隣が良ーいー!」

そんなこんなで私の隣の争奪戦が………(汗)

ご飯が冷めちゃうからやめてほしいなー?

ご飯って、ほら、あったかい方が美味しいでしょ?

父さんに怒られちゃうよー?

色々あったものの、ご飯を食べ終わる

そのあとは、みんなと話をしたり

かなくんとホスト対決したり(……!?)

あずくんやわたくんとゲームしたり

ゆうくんに勉強教えたりと、色んな事してたら遅い時間になっていた

「まーくん、佐伯帰らしちゃったから送ってー」

「うん、もちろん良いよ」

「ありがと。じゃあみんな、また今度ね」

そう行って家を出た

この時も、みんなと色々やっている時も絵麻ちゃんに睨まれている気がしたけど私は気付かないフリをした

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作者名:美風 翔 | 作成日時:2016年9月30日 17時

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