スクール革命2【 鬼滅の刃 】

61話 ページ24

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あっという間だった夏休みも明けて、
久しぶりの登校日。

まだまだ暑い教室に入ると真っ先に誰が私に飛びつ
いてきた。





平「 Aー！！ 」

「 おわっ！？ 」




声だけでも分かる。てちが勢いよく私に抱きついて
来たのだ。

私は後ろに倒れそうになるのを必死に堪えて、てち
を受け止めた。



「 おはよう。てち！ 」

平「 おはよ！ 」



話し合いもあってちょくちょく会っていたが、
勉強で高1の頃みたいに遊ぶ事ができなかったため
てちと会うのが久しぶりに感じる。

てちと話していると後ろからまた声が聞こえた。




村「 おーい、教室に入れねーぞ 笑 」

平「 あ、村田君 」

「 おはよ 」

村「 おはよ 」





眠いのか自分の髪を片手で掻きながら村田君が
言った。

そういえば、村田君午前中の話し合いの時もたまに
遅れてきてたな·····。




「 村田君って朝に弱いでしょ？ 」

村「 んあ？弱くないよ。しいて言うなら
タイマー止めてまた５分くらい寝るな 」




·····朝に弱いんだ！この人！！






·········································
·······························
····················





『 というわけで、夏休みも明けて二学期に入った
が、なまけるなよお前ら。

高2は大事な時期の1つでもある。
勉強・部活 を両立させて青春を送るのはお前らだ
そのためにもな········· 』




先生の長い話が始まり、皆はだるそうに聞いたり
している。

勿論、ちゃんと真面目に聞いている人も居るけど。



私は長くなりそうだなと確信し、外を見つめた。





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