冷静な判断 ページ15
キュヒョナの嫉妬した目が怖かった・・・
A『やめて・・・お願い・・・』
無理矢理、キスをするキュヒョナの体を離す・・・
A『はあ・・・キュヒョナ・・・どうして・・・』
息を整えながらそう言うのが精いっぱいだった。
KH『なんで・・・そんなに不安にさせるの得意なの？』
じっと視線をとらえて離さない・・・
A『私だって・・・わかんないよ。』
KH『ずっとそばにいてくれたら、そんな心配しなくていいのに・・・』
そう言い残して、その場を後にするキュヒョナ・・・
無理矢理掴まれた腕がまだ痛かった・・・
その場に立ち尽くしていると
瑠南『Aさん？どこにいますか？』
瑠南ちゃんの声に我に返る。
急いで返事をして瑠南ちゃんと合流する。
A『ごめんね・・・』
私の顔をみて驚く瑠南ちゃん・・・
瑠南『どうしたんですか？なんかあったんですか？』
心配そうに私を見ている。
自分ではわからなかったけれど・・・
頬に涙がつたっていた・・・
A『ごめん・・・なんで泣いて・・・衣装チェンジ行かなきゃ・・・』
瑠南『そんな顔で行ったら、参加者たちが不安になります。思いっきり泣いてからきてください！』
瑠南ちゃんはそう言って行ってしまう・・・
瑠南ちゃんの背中を見送って
その場にしゃがみこむ。
A『私が悪いのかな・・・』
しばらくその場で気持ちを落ち着かせる。
メイクも簡単になおして戻ると
SJの姿はもうなかった。
いつも通りのスタジオ。
女の子たちがパフォーマンスしている。
私がその様子を見ていると
ヨ・ジングと目が合う。
私の表情を見て、何か思ったのか心配そうな表情をしている。
そして、全パフォーマンスが終わって
次の課題の発表にうつる。
今日の収録はここまで。
衣装チェンジの部屋に行って片づけをし始める。
瑠南『落ち着きましたか？』
そこには笑顔の瑠南ちゃん。
A『ごめんね・・・』
瑠南『スジュはなにごともなく帰っていきましたよ！』
キュヒョナと何かあったってわかってるような瑠南ちゃんだった、
衣装の片付けも終わり、私は事務所に用事があったから別々に
瑠南ちゃんと帰る。
その帰り道・・・
自宅までの距離を歩いていると
？？『Aさん！！』
大きな声で声を掛けられる。
後ろを振り向くと帽子を目深にかぶってマスクをした・・・
ヨ・ジングが立っていた。
A『なんで・・・？』
冷たくそう言うと・・・
ヨ・ジング『さっきの浮かない表情が気になって・・・』
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凛音(プロフ) - りんさん» いつもコメントありがとうございます。いろいろ現在のSJの状況を見つつ楽しいお話にしていきたいと思います（笑） (2021年8月16日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん番外編ありがとうございます。またまた、ざわつく予感＾＾ (2021年8月16日 7時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2021年8月15日 21時
