嫉妬〜KHside〜 ページ14
ヒョンたちと一緒にやってきた、オーディション番組の現場。
現場に来る途中にヒチョリヒョンから聞いた話は衝撃的だった。
ヨ・ジング・・・メインホストとして番組の進行をしている。
そいつがAを狙っていると。
またか・・・という思いもあるけれど彼女がモテるっていうのは
悪い気はしない。
ただ・・・Aをどんなふうに思っているか聞きたくて・・・
KH『お疲れさま。』
ヨ・ジング『ヒョン、久しぶりですね。』
こいつとは番組で共演したPO繋がりで会ったことがある。
でも、数えるほどで普通に会えば挨拶するぐらいだった・
KH『ちょっと、言っておきたいことがあって・・・』
ヨ・ジング『言いたいこと？何かありました？』
あまり接点がない僕から言いたいことなんて
驚いていると思う。
KH『おまえが狙っている人・・・俺の大切な人だから・・・』
誰かに聞かれるとまずいから耳元で言う。
その言葉に目を見開く。
でも・・・すぐにいつものクールな表情になって
ヨ・ジング『そうだったんですね。失礼しました。でも・・・それは僕には関係ないです。』
関係ない？
KH『関係ないってことは？』
ヨ・ジング『選ぶのはその方じゃないですか。何を選ぼうとそれを受け入れるだけです。』
自信に満ち溢れた表情になぜか不安を覚える。
自分の彼女なのに
まるでこいつの彼女になってしまうような不安。
KH『それはないから安心して。』
そう彼の肩を叩いて僕はその場を後にする。
現場ではすでにヒョンたちが大暴れしていた。
本当にやりたい放題だな・・・
遠目で眺めていると
ティファニー『オッパ、大丈夫？あいつ、本気よ。オンニに・・・』
KH『心配ありがとう。でも、大丈夫だから・・・』
ティファニー『私も注意深く見ているけど・・・あいつはまだ若いから何するかわからないし・・・』
KH『わかってる・・・俺もそろそろ身を固めろってことなのかな。』
ティファニー『オンニのこと考えるとなかなか踏み出せないんでしょ？』
KH『それもあるかな・・・あんなに仕事を楽しそうにしてるのにさ・・・』
ティファニー『まあ・・・オッパ、私は応援してるからね。』
KH『ありがとう・・・』
ティファニーを見送るとヨ・ジングとAが仲良く話をしているのが見えた。
そして・・・さりげなくあいつの衣装をなおすA。
そいつのスタイリストじゃないだろう？
嫉妬した僕は彼女の腕を無理やり引いてスタジオを飛び出した。
そして・・・廊下の隅で強引に彼女にキスをした・・・
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凛音(プロフ) - りんさん» いつもコメントありがとうございます。いろいろ現在のSJの状況を見つつ楽しいお話にしていきたいと思います（笑） (2021年8月16日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん番外編ありがとうございます。またまた、ざわつく予感＾＾ (2021年8月16日 7時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2021年8月15日 21時
