14話 ページ15
｢承太郎！A！スタンドをひっこめろ！｣
｢それが出来ねぇから…かきたくもねぇ汗をかいているんだぜッ…｣
｢ｯ…そうなんですジョースターさんッ｣
とうとう承太郎と私は海へ放り出された
女の子はスタープラチナがハイエロファントグリーンに手渡してくれた
私あんまり息止めるの得意じゃあないんだよな。
そんなことを考えていると早くも水面に当たる感覚がして目をつぶる
…目を開けるとそこにはさっきの偽船長がいた。
私は極力肺から空気を出さないように、動かないでじっとしている
承太郎と偽船長が何やら話しているが私はもうすでに少し苦しくなってきているので、息を止めることだけに集中する
するといきなり海水が渦をまいた
なんだこれ、と思っていると何かが当たり皮膚が切れた感触がした。
…鱗だ。
やつの鱗が渦の流れに乗り、舞っている
承太郎が偽船長を倒したのを見届けて、私はゆっくり意識が遠くなっていく感覚を堪能していた。
頭がフワフワして、苦しいというより、眠くなってきた
目を閉じる寸前、承太郎の顔がドアップに見えたがそんなことは気にせず目をつぶった。
…のだが目をつぶっている時間はそう長くはなかった
何か柔らかいものが唇に触れ、驚いて少し開いた口から空気が入ってきたのだ。
段々とクリアになっていく視界。
承太郎が私に口移しで空気を補充してくれたのだと理解するのにそう時間はかからなかった。
そして未だにあまり力の入っていない私をぐっと抱き寄せ、海面を目指して泳ぐ承太郎。
海面に上がり、肺いっぱいに空気を吸い込む。
船の上ではジョースターさんたちが嬉しそうにこちらを見ていた
｢承太郎、ありがとう。
本当に助かった…｣
｢…あぁ｣
それだけ言って私の頭に手を乗せる承太郎
そして二人で船へ向かおうとすると船が爆発した。
やはりあの偽船長。
船に火薬を仕込んでいたか。
仕方なく船についていた救命ボートに乗り込んだ
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黒猫歳花(プロフ) - この作品を読んで凄く楽しかったです！私も承太郎に抱き締められたいです/////これからも頑張ってください！ (2018年4月3日 3時) (
レス) id: ae43b29bb1 (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - おバカな傀夢さん» ありがとうございます！亀更新ですが、頑張ります！ (2018年2月20日 0時) (レス) id: 39b22ca039 (このIDを非表示/違反報告)
おバカな傀夢(プロフ) - 私、最近になってジョジョの奇妙な冒険を好きになったので、とっても良いなぁ！と思います！更新頑張って下さい！！ (2017年11月11日 22時) (レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 咲良さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - けいとさん» コメントありがとうございます！了解しました！これからも更新頑張ります！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真依 | 作成日時：2017年9月3日 3時
