12話 ページ13
やっぱり、スタンド使いなのかな
わざと海に入って私たちを誘い込んだってこと…？
そんな私たちの視線に気が付いたのか、キッとこちらを睨みつけながら女の子が叫んだ
｢なんだテメーら！
寄ってたかって睨みつけやがって、何が何だか分からねぇがやる気か！！｣
だが誰も反応しない。
そこで女の子はポケットからナイフを取り出した
｢相手になったるッ！タイマンだぜッ！！
タイマンで来いこのビチグソがァッ！｣
とりあえず何か正体をつかむ方法は無いのか、というジョースターさんの発言に対してアブドゥルが口を開いた
｢おい、DIOの野郎は元気か？｣
｢…DIO？
なんだそれは！｣
｢とぼけるんじゃあねぇ！このガキッ！｣
そう言って叫ぶポルナレフにまぁまぁ…と言い、また女の子へと視線を向ける
｢この田吾作どもッ！俺と話がしてぇのか、それとも刺されてぇのか！どっちだ！あぁ！？｣
そして続ける女の子
｢この妖刀が早えーとこ340人目の血を啜りてぇって慟哭しているぜｯ！｣
その言葉に花京院が吹き出す
｢な、何がおかしい。このドサンピンッ！｣
｢ドサンピン…
なんか、この女の子は違うような気がしますが…｣
｢それは私も思った｣
｢うむ、しかし…｣
そう言ったジョースターさんの言葉を遮るようにして女の子の後ろに人影ができた。
｢この女の子かね。密航者というのは。｣
そう言って女の子の肩をつかみナイフを取り上げようとする
ジョースターさんがキャプテンと呟いたので、この船の船長なんだろう。
とうとうナイフを放した女の子の腕をつかみ船長が軟禁すると言った
｢キャプテン…お聞きしたいのですが、船員10名の身元は確かなものでしょうな｣
｢間違いありませんよ。全員が10年以上この船に乗っているベテランばかりです。どうしてそんなに神経質にこだわるのか分かりませんけれども…｣
｢ところでッ！｣
そう言って承太郎の吸っていた煙草を取り上げる船長。
｢甲板での喫煙はご遠慮願おう。君はお客だがこの船のルールには従ってもらうよ、未成年くん｣
そう言って持っていた煙草の火を承太郎の帽子の金具で消し、吸い殻を承太郎のポケットへ入れたた船長
これは私も腹が立つ。
口で言うだけで済むことじゃあないか。
そう思っていると承太郎が船長を呼び止めた
｢口で言うだけで素直に消すんだよ…
大物ぶってカッコつけてんじゃあねぇこのタコ｣
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黒猫歳花(プロフ) - この作品を読んで凄く楽しかったです！私も承太郎に抱き締められたいです/////これからも頑張ってください！ (2018年4月3日 3時) (
レス) id: ae43b29bb1 (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - おバカな傀夢さん» ありがとうございます！亀更新ですが、頑張ります！ (2018年2月20日 0時) (レス) id: 39b22ca039 (このIDを非表示/違反報告)
おバカな傀夢(プロフ) - 私、最近になってジョジョの奇妙な冒険を好きになったので、とっても良いなぁ！と思います！更新頑張って下さい！！ (2017年11月11日 22時) (レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 咲良さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - けいとさん» コメントありがとうございます！了解しました！これからも更新頑張ります！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真依 | 作成日時：2017年9月3日 3時
