6話 ページ7
目を覚ました頃にはもうイタリアだった
すごく長い時間眠ってしまっていたらしい。
まだ少し重い瞼を擦り、飛行機から降りる
空港を出てタクシーで露伴にもらった地図の場所、これから私の家になるところまで向かった。
家は一人住むには少し大きかったが、住みやすそうな家だ。
家具も付いていた
ササッと荷解きを済ませ、荷物を片付ける
もう7時だ。
時計を見てそう思った時、お腹が鳴った
そういえば日本で朝に食べたトースト以外何も食べていなかった。
そりゃお腹も空く、レストランにでも行こう。
そう思いバッグに財布と携帯だけを入れ、鍵をしめ外へ出た
しばらく歩くと雰囲気のいいレストランが見えてきた。
今夜のご飯はここにしよう、そう決めて店に入る。
テーブル席も空いていたが、あえてカウンター席に座る。
ディナーの時間ともあって、店内はかなり混んでいた。
店のオーナーらしき人が私に注文は何かと訪ねて来たので無難なパスタを頼んだ。
｢えっえっ、なにこれ超美味しい｣
出されたパスタが予想以上に美味しく1人で感動していると、前でオーナーが嬉しそうにそれは良かった。と言っていたので、はい、とても美味しいですと返した。
しばらくして客足が落ち着いてきた頃、オーナーが話しかけてきた、
｢姉ちゃんは日本人だろ？イタリア語上手だからびっくりしたよ｣
｢えぇ、日本の友人に教えてもらったんです｣
｢そうなのか、イタリアには何しに？｣
｢あー、それがまだよく分からなくて…｣
そう言うとオーナーは頭にハテナを浮かべる
私はえっと…と言葉を続けた
｢今日イタリアについたばかりで、家はあるんですけど、仕事がまだ決まってなくて、これからどうしたらいいのか…｣
｢そうなのか、それならうちで働くかい？｣
こんな上手い話があって良いものなのか。
そう思ったが食いつかずにはいられない
｢ほ、本当ですか？｣
｢あぁ、見る限り姉ちゃんしっかり働いてくれそうだしな！どうする？｣
｢ぜ、是非！ここで働かせてください！｣
｢はっはっ、なら決まりだな！明日からで良いかい？｣
｢はい！よろしくお願いします！｣
イタリアに来て1日。
早速仕事が決まった。
露伴に伝えると驚くだろうな、そんなことを考えながら家に帰って眠りについた。
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うらら(プロフ) - うわぁ！勘違いだったら恥ずいんですけど！主様のこの神作品は某ハニワの曲の内容のアレンジ的な感じじゃないですか！？好きですぅ！ (2022年7月2日 22時) (
レス) @page18 id: 3ea951a787 (このIDを非表示/違反報告)
名無し20468号(プロフ) - わあ！星が赤くなってますね！この作品大好きで続編も読んでます。更新、頑張ってください！！ (2018年11月29日 0時) (レス) id: 834020cec8 (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 花帆さん» ありがとうございます( ´ ω ` ) 頑張りますヽ(*' '*)ﾉ (2018年11月14日 11時) (レス) id: e9927a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - こんばんは、こちらこそ毎回面白くて、ブチャラティとの新密度が上がっていく様子にトキメキを頂いてます(o>ω<o) 最新話もドキドキしました！！次どうなるのか更に気になります/// これからも応援しておりますね(*´ω｀*) (2018年11月14日 0時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 花帆さん» そこまで考えて読んでくれてたなんて感動です(´；ω；`) いつも花帆様のコメントに励まされてます！これからも頑張りますね！(´∀`) (2018年11月12日 8時) (レス) id: e9927a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真依 | 作成日時：2017年8月1日 0時
