4話 ページ5
朝から辞表を出し、幾分かスッキリした気分で家に帰り旅支度をする。
すごい大荷物になりそうだ。
荷物を詰め終わって一息ついたところでカフェにでも行こうかと出かける。
もう3時過ぎだ。
カフェ・ドゥ・マゴに行くとテラス席に仗助くんに康一くん、億泰くんと由花子ちゃんが座って楽しそうに話していた
私の姿を見つけた仗助くんはみみさんじゃあないっすか！と席を立ってよければご一緒しません？と続けて聞いてくれるもんだからお言葉に甘えて一緒にお茶をすることにした。
コーヒーを頼み席について、最近の調子はどうなのかという他愛ない話をしていると、そういえば今日は平日だがこんな時間にどうしたのか、と由花子ちゃんに聞かれた。
仕事を辞めたことをまだ伝えてなかったのだ
｢私ね、仕事辞めたの。｣
4人はすごく驚いていて、思わずクスッと笑ってしまったそしてどこか悪いのかと億泰くんに心配されてしまった
｢別に病気とかじゃあないわよ、ただ新しくスタートを切りたかった。イタリアへ行くことのしたの。｣
4人はさっきの比じゃないほど驚くもんだからこれも笑いをこらえきれずに笑ってしまった。
いつ戻ってくるのかと聞かれても私にはわからないし、どうなるのかも分からない。ただ遠くへ行きたかった。
新しくスタートを切るだなんてそんなの綺麗事に過ぎない。
私は逃げているだけだ。
そう思うともう頭の中はネガティブな事ばかり思い浮かんでしまう。
駄目だ、とりあえず家に帰ろうじゃないか。
そう思い私含め５人分のカフェ代を机の上に置き、楽しかった、またね。と告げ家に帰った。
4人は私の後姿を呆然と見つめていたが、ハッとして私の置いたお金を見ると仗助くんは一言、｢グレート…｣と呟いたのだった。
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うらら(プロフ) - うわぁ！勘違いだったら恥ずいんですけど！主様のこの神作品は某ハニワの曲の内容のアレンジ的な感じじゃないですか！？好きですぅ！ (2022年7月2日 22時) (
レス) @page18 id: 3ea951a787 (このIDを非表示/違反報告)
名無し20468号(プロフ) - わあ！星が赤くなってますね！この作品大好きで続編も読んでます。更新、頑張ってください！！ (2018年11月29日 0時) (レス) id: 834020cec8 (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 花帆さん» ありがとうございます( ´ ω ` ) 頑張りますヽ(*' '*)ﾉ (2018年11月14日 11時) (レス) id: e9927a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - こんばんは、こちらこそ毎回面白くて、ブチャラティとの新密度が上がっていく様子にトキメキを頂いてます(o>ω<o) 最新話もドキドキしました！！次どうなるのか更に気になります/// これからも応援しておりますね(*´ω｀*) (2018年11月14日 0時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 花帆さん» そこまで考えて読んでくれてたなんて感動です(´；ω；`) いつも花帆様のコメントに励まされてます！これからも頑張りますね！(´∀`) (2018年11月12日 8時) (レス) id: e9927a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真依 | 作成日時：2017年8月1日 0時
