58話 ページ13
次の日、いつも通り朝から仕事へ行く。
｢おはようございますオーナー！｣
｢あぁ、おはよう
すっかり元気になったじゃあないか｣
｢お陰様ですっかり元気ですよ！｣
ニッコリと笑いながら机を拭いていく
｢ブチャラティとはどうなったんだい？｣
｢え、なんで知って…｣
元気がなかった理由をオーナーには言っていないのに。
｢そりゃ見てりゃわかるさ。｣
いつものように豪快に笑うオーナー。
やっぱりこの人には敵わないなぁ…
｢えっと、付き合うことになりました…｣
言葉にするとやはりまだ照れくさくて、少し顔を赤くしながらそう答える
｢やっとかい！？おめでとうA！今日の賄いにはケーキとジェラートを付けてあげよう！｣
｢えっ、本当ですか！？やった！ありがとうございます！｣
大喜びで開店準備を続けた。
そして約束通りその日の賄いにはケーキとジェラートがついていて、私の大好きなチョコ味だった。
ルンルンな気分で午後からも仕事を続け、現在の時刻は午後8時。
この時間帯になるとお酒を飲見に来るお客さんが増えてくる。
｢よう、Aちゃん！｣
｢いらっしゃいませ！カルロさん！
今日はリックさんも一緒なんですね！
カウンター席へどうぞ！｣
カルロさんはここ最近よくお酒を飲みに来るお客さんだ。
普通に良い人なんだけど…
お酒を飲むと途端に性格が変わってしまう。
この間なんてお尻触られたし…
今日はあまり悪酔いしないといいけど…
そう思いながら2人を席へ案内した。
しばらくするとブチャラティ達もやってきたので、全員に料理を運んでいた。
｢みんな元気？怪我してないよね？｣
少し圧をかけてみんなを見る
｢し、心配すんなよ！大丈夫だって！｣
｢そうだぜ！だからそんなこえー顔すんなよ、A！｣
ミスタとナランチャが機嫌をとるように笑顔でそう言う
｢なら良いけど、今度から気をつけ…｣
ガシャンッ！！という大きな音に言葉を遮られた
音のした方向はカルロさんのいるカウンターからだった
｢はぁ…行ってくるね｣
｢A｣
みんなに背中を向けた私を呼び止めるブチャラティ
｢どうしたの？｣
｢平気か？俺も行こうか？｣
｢大丈夫大丈夫！多分食器割っちゃっただけだろうし、こういうのは店員の仕事だからね！｣
｢そうか｣
少し心配な顔をしながらも、私を見送るブチャラティに笑顔を見せて再びカルロさんの方へ向かった
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青空 - 凄くドキドキしながら読ませて貰いました！ブチャラティは普段優しい分、ギャップと色気が凄いです。 次回も読ませて頂けたらと思っています！ 頑張って下さい。 (2019年4月9日 23時) (
レス) id: 5e9748810f (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - お疲れ様です…！久しぶりにまた拝読できて、すごい嬉しいです！！(o>ω<o)最新話も面白かったです♪ これからも無理のないペースでの更新楽しみにしておりますねp(^-^)q (2019年2月13日 17時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
千景(プロフ) - ブチャラティがとても好きなのでドキドキしながら読ましてもらっています！笑これからも頑張ってください！ (2019年2月9日 0時) (レス) id: b982409f44 (このIDを非表示/違反報告)
ライリー - 6年ぶりに夢小説に手を出しました！！めっちゃおもしろいです！！ブチャラティがもっと好きになりました！続き楽しみにしています (2019年2月8日 22時) (レス) id: 9200a296cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 頑張ってください！応援してます！ (2019年2月5日 0時) (レス) id: 4b330b87b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真依 | 作成日時：2018年11月14日 12時
