52話 ページ7
全員分の治療が終わり、寝室を出てリビングへ行く。
ブチャラティは痛みや疲れからか、眠っている。
「何があったの?言える範囲で答えて。」
「分かった…
今日ここのすぐ近くで任務があり、あと1人、敵の組織のボスを殺せば任務が完了するって時にブチャラティの前にガキが飛び出してきた。
…いや、飛び出すと言うよりかは突き出された、と言う方が正しいな。
その出来事にブチャラティは一瞬固まり、敵の男はそのまま引き金を引いた。
弾はガキの身体を貫通してブチャラティの肩へ。
撃たれてすぐブチャラティは相手の心臓をブチ抜いたがな。」
答えてくれたのはアバッキオだった。
「そう…足の傷は?」
「ありゃそのガキにやられた傷だよ」
「え…?」
ナランチャの言葉に驚く。
「任務を遂行したあとブチャラティはガキの元へ駆け寄ったんだが、もってあと数分だった。
そいつは敵の組織に拾われた身でボスを殺された事が許せなかったらしい。最後の力を振り絞ってブチャラティの足をナイフで刺したんだ。」
「そんな事があったのね…」
「あぁ。ところでA、お前はなんであんな的確な処置が出来た?」
アバッキオの言葉に少し棘を感じた。
そりゃ一般人と変わらない私があんなにテキパキ手当したら驚くよね…
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青空 - 凄くドキドキしながら読ませて貰いました!ブチャラティは普段優しい分、ギャップと色気が凄いです。 次回も読ませて頂けたらと思っています! 頑張って下さい。 (2019年4月9日 23時) (レス) id: 5e9748810f (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - お疲れ様です…!久しぶりにまた拝読できて、すごい嬉しいです!!(o>ω<o)最新話も面白かったです♪ これからも無理のないペースでの更新楽しみにしておりますねp(^-^)q (2019年2月13日 17時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
千景(プロフ) - ブチャラティがとても好きなのでドキドキしながら読ましてもらっています!笑これからも頑張ってください! (2019年2月9日 0時) (レス) id: b982409f44 (このIDを非表示/違反報告)
ライリー - 6年ぶりに夢小説に手を出しました!!めっちゃおもしろいです!!ブチャラティがもっと好きになりました!続き楽しみにしています (2019年2月8日 22時) (レス) id: 9200a296cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 頑張ってください!応援してます! (2019年2月5日 0時) (レス) id: 4b330b87b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真依 | 作成日時:2018年11月14日 12時