49話 ページ4
｢ミスタか…驚いた｣
｢俺はお前の飲みっぷりに驚いたぜ。
何かあったんだろ？｣
そう言いながら私の隣に腰を下ろすミスタ。
｢うーん、あったけど…｣
｢ブチャラティか？｣
｢ちっ！違うわよ！｣
思わず持ってるグラス落としそうになった。
｢おい、図星だろ｣
ジトーっとこちらを見るミスタ。
｢うっ…そうです…｣
｢で、何があったんだよ｣
｢いや、その、さ？
この間皆がうちに来た時にブチャラティに、き、キス…されそうになっちゃって、私慌てて回避したんだけど…｣
しどろもどろになりながら、この前あったことを話す
｢なにぃ！？お前回避って、嘘だろ！？なんでキスしねぇんだよ！？｣
｢なんでって！ブチャラティは私の事好きじゃないのに、キスなんてできるワケないでしょ！？｣
｢好きでもねぇヤツにキスなんかしねぇよブチャラティは！｣
少し怒ったようにそう言ってミスタがお酒を飲む。
｢でも、お酒だって飲んでて、酔ってたじゃない。｣
｢あのなぁ、ブチャラティが酔っ払って女に手を出すような奴だと思うか？あとブチャラティは酒に強い｣
｢思わないけど…って、じゃああの時酔ってなかったってこと！？｣
｢多分酔ってねぇな。｣
｢じゃ、じゃあ寝ぼけてあんなこと…｣
｢ブチャラティが寝ぼけてるとこなんか見た事ねぇけど｣
｢はぁ…じゃあなんなの…｣
何故ブチャラティが私にキスしようとしたのかわからないまま、グラスに残ったお酒を飲み干した。
｢ていうか、お前の方はどうなんだよ？｣
｢何が｣
｢ブチャラティの事、どう思ってんだ？｣
｢好きだよ｣
｢えっ｣
今まで言葉を濁してきた私が正直に答えたことに驚いているミスタ。
｢だから好きなの
好きだからこんなに悩んでるのに…｣
｢そっ、それは分かったけどよぉ…
お前ら大変だな…｣
｢はぁ…？｣
ミスタの意味の分からない言葉にハテナを浮かべる
｢まぁとにかく！Aの口からその言葉が聞けてよかったぜ！俺はそろそろ行くけど、お前は？｣
｢私もそろそろ帰ろうかな…｣
｢なら送るわ｣
｢じゃあお言葉に甘えて｣
その後2人で店を出て、家まで送ってもらった。
家に帰り、風呂に入ってまた考える。
なんで私にキスしようとしたんだろう…
なんで私避けられてるんだろう…
｢わっかんないなぁ…｣
そう呟いてお風呂からあがった。
考えても分からないならもう寝てしまおう。
そう思い眠りについた。
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青空 - 凄くドキドキしながら読ませて貰いました！ブチャラティは普段優しい分、ギャップと色気が凄いです。 次回も読ませて頂けたらと思っています！ 頑張って下さい。 (2019年4月9日 23時) (
レス) id: 5e9748810f (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - お疲れ様です…！久しぶりにまた拝読できて、すごい嬉しいです！！(o>ω<o)最新話も面白かったです♪ これからも無理のないペースでの更新楽しみにしておりますねp(^-^)q (2019年2月13日 17時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
千景(プロフ) - ブチャラティがとても好きなのでドキドキしながら読ましてもらっています！笑これからも頑張ってください！ (2019年2月9日 0時) (レス) id: b982409f44 (このIDを非表示/違反報告)
ライリー - 6年ぶりに夢小説に手を出しました！！めっちゃおもしろいです！！ブチャラティがもっと好きになりました！続き楽しみにしています (2019年2月8日 22時) (レス) id: 9200a296cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 頑張ってください！応援してます！ (2019年2月5日 0時) (レス) id: 4b330b87b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真依 | 作成日時：2018年11月14日 12時
