2話 ページ3
なんとかアフレコが終わって、別の現場に向かう
唯先輩から聞いたところによると、「Aちゃんずっと真顔だったよ」とのこと
やばい。そんな、真顔だなんて失礼すぎた。
次のアフレコ現場が怖いな……
そう頭の中でぐるぐるぐるぐる不安が渦巻く。
?「ついたよ!……おーいA?おりて!」
私「あ!はい、すみませんぼーっとしていて……」
?「もう、大丈夫?熱……は無いみたいね。さっきの現場で本物の増田さんみて、ビックリしちゃってるのね。でも、次のお仕事の時間迫ってるから頑張って!」
私「はい!」
この人はマネージャーの和泉さん。私の好きなアイドリッシュセブンのキャラ、和泉一織君と同じ漢字、読みだ。ずるい。羨ましい。
ガチャ
私「おはようございます!よろしくお願いします」
ス「「よろしくお願いしまーす」」
次はラジオ番組。有難いことに自分のラジオ番組がある。
そして今日のゲストは……なんと、私もまだ知らないのだ。
ス「いきまーす、さん、にー、いち」
音響さんが手を前にスライドさせた途端、当たりは静かになり、自分の心臓の音がよく聞こえる。
今まで何度も緊張してきたこの場面が、楽しくて、少し不安で、でも、嬉しい。
私「みなさんこんばんは!架村Aのゆるりといこう!メインパーソナリティの架村Aで〜す!」
私「なんと!今日のゲストさんは私も知らない声優さん!一体誰が来るのでしょう……?!?」
私「それでは!ゲストの方!どうぞ〜!」
ガチャ
小「は〜い!みなさんこんばんは!小倉唯ですよろしくお願いします〜す!」
は!唯先輩!さっきぶり……!!
私「ということで、今回のゲストは小倉唯さんで〜すよろしくお願いします!!」
小「は〜い、よろしくお願いします!」
私「えー、ではさっそくお便りの方、読ませていただきます!ラジオネーム架村ちゃん可愛いさんから頂きました、ありがとうございます!
架村ちゃんこんばんは!はいこんばんは〜!
僕は小さい頃から好きなことが出来ると飽きるまで熱中し続けるタイプなんですが、架村ちゃん、そしてゲストの方はどうなのでしょうか?とのことです!」
小「う〜ん私はその時によって違うから何とも言えないなぁ……Aちゃんは?」
私「私もそうですね!この方と一緒でどっぷり浸かっちゃいます!中学生の頃からずっと好きなものもありますね〜」
小「うん、知ってる笑」
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ミルフィーユ(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます〜!!これからも自分のペースで更新頑張ります! (2020年8月8日 15時) (レス) id: 28a101a0b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - はい、神作品ですねこれ応援してますから、自分のペースで、投稿頑張ってください! (2020年8月8日 15時) (レス) id: 5614686c8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルフィーユ | 作成日時:2020年8月8日 15時