検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:51,941 hit

2 ページ2

「本部、いや。

人、多い。」

「風間さーん、またAがごねてますよー。」

A級3位 風間隊

風間隊の隊室でソファーの隅に座り丸くなっている少女はぶつぶつと文句を言っているようだ。


「またなにか言われたのか?」

「言われたことは気にしてない。

あの人たち、Aのこと知らない、から、

ほっておけばいい。」

「じゃあ、なにをそんなに気にしてんの?」


少女のさらさらの髪の毛をいじりながら、チームメイトの菊地原は問いかけた。


「人、集まったら、サイドエフェクト使わないと、

いけないから。」

疲れる、

そうこぼした少女、真谷(まみや)Aは手にしていたクッションをギュッと握った。


「俺、刻んできましょうか?」

「だめだ。

罰せられたらAのためにもならない。

罰を与えるなら正規的に行く。」

「そういうの、やめて。」



.

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
141人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:名も無き者 | 作成日時:2021年2月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。