【歌い手】男装海賊少女は猫を望む

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96「あー楽しかった！！」




うら子「ですねー！久しぶりにこんなに遊びました！」




しま子「せん子さんもいればなぁ……。」




さか子「しま子さっきからそればっかやん。」




しま子「やって……。あのふくよかな胸に飛びつきたかっt((((殴」




なんだかいけないワードを出したしま子の腹を殴ったのはうら子だった




お腹大切にしなよ…




うら子「しま子………キモ。」




さか子「うわーしま子が魂吐いたーー！！！！」




96「あははははwwwww」




うーん乙女たちの戯れか……幸せ((




と、前方に人だかりが見えた




『どうしたんだろ。』




さか子「ちょっと見に行こ！！」




さか子が駆け出した




俺たちもそのあとに続いて駆け出す人だかりを掻き分けて進むと




さか子「ひっ！！」




さか子の息を飲む声が小さく聞こえた




『さか子？』




さか子の肩に手を置いて聞くとこちらを向いた彼女は顔を暗くしていた




さか子「あれ……。」




さか子が指差した先には




『っ！？』




流れついた、人の、亡骸




人々はそれを囲んでいた




96「A君…？」




『96、見るなっ 96「ヒイッ！…な、なんで……！！」……96？』




96「なんでここに、いるの？」




亡骸を見た96は違う何かに恐怖を浮かべていた




カタカタと震え始める




おかしい




『っ、早く帰ろう。そらるさんに知らせないと。…そのあと、聞いていいか？』




96「っ……うん。」




『よし。うら子としま子、さか子を頼む。』




うら子「……分かりました。」




しま子「…任しとき。」




『行くぞ。』




うら子としま子がさか子の腕をつかんだ




俺は震える96を背負う




くそっ……早く帰ればよかったな









？「……見つけた。」

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