【歌い手】男装海賊少女は白を望む

番外編　3 ページ47

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……誰か俺に仕事をくれ←




説明すると今の状態はこうである




朝飯が終わり、みな自分の仕事場に移動した




今は船の上で、敵船もいないので俺たち(幹部とか)にはやることがない




そういうときはいつも誰かの手伝いをみなやっているのだが……




今日俺はまだ仕事をひとつもしていない




もう昼なのに、だ




あるとき箱を運ぼうとすると……




坂田「あ！いいよ！俺が運ぶから！！」




坂田に箱をむしりとられ←




あるとき片付けを手伝おうとすると




天月「あ、A君！大丈夫だよ。僕やるから。 A君は好きなことやってな」




優しく拒否られ←




あるとき部屋を片付けようとすると




センラ「僕代わりにやるから座っててええよ」




なぜか現れ部屋を片付けられた←




まあ、部屋は全力で拒否ったけど




『暇ああああああああ！！』




志麻「……うるさい」




『ひど。ってか俺が暇なのは俺のせいじゃないしぃ！！』




志麻「……ふんっ。知らん」




ひどっ(二回目)




……て、




『……まず志麻もだろうが』




志麻「……は？」




志麻は今、俺の部屋で俺の銃を点検してくれている




『お前、案外優しいよな』




志麻「……くたばれ」←




『ちょっ！？一番ひどくないですかねそれ！？』




志麻「……じゃあ永遠に眠れ」←




『死ねってか！？』




志麻「ふんっ……ほらよ」




いろいろ罵倒っぽいことをされたあと




志麻は俺に銃を投げた




『おっと！あぶねー。サンキューな！！やっぱお前優し 志麻「……何かおごれ」……っ、』




せっかく見直してやったのに←




『……前言撤回じゃごrrrあぁぁ！！！』




the巻き舌




志麻「……どーでも」




興味無さそうに返された




ひどっ(四回目)




ま、志麻がありがとうとか言ったら世界消滅すr((




志麻「……早く、治せ」ﾎﾞｿｯ




『ん？……なんか言ったか？』




志麻「っ……言ってない。自意識過剰か」




『ち、違うし！！』

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