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ガン無視55 ページ8

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足にナイフが刺さった





合計で3回ナイフで足刺されたなぁ






そしてお母さんが父によってやられた









お母さんはもう居ない、お前のせいでな






そう言われた瞬間、何かが切れ、足も頬も痛いはずなのに、痛みを忘れ、父に全力...いや、


それ以上の力で手加減なしに切りかかった







そして最後にナイフの握り方を教えてくれたことに感謝を伝え








トドメをさした









.







私の足は2、3発目で深くやられてすごく痛いので、膝で歩き、母親の元へと向かった






付き添いのみんなはそれを黙って見ている




そして私は、




『お母さん...なんで...私と父の間に入ったの..?


あの時...止めていなかったら...助けられたのに...


あの時...お父さんに火に油を注いでなかったら...


あの時...何で、弱い弱い母親なんて言ったの...


あの時.......っ


なんで、私はお母さんって叫んだんだろ...






......あの、時...っ』





私の頬には何かが流れていて、それが涙だと直ぐに気づいた







『なんで...私は、足が痛くても助けられなかった..んだろ...






そんで、なんで...




私は今、泣いているの....っ』








私は久しぶりに泣いた





と言うか、壁外調査以外で泣いたことは久しぶりだ





家族のことでこんなに悲しんだのは初めてだ








そこにリヴァイが






リ「おい、そろそろ帰るぞ。





お前はとりあえず医務室へ運ばれろ






......お前の母親の遺体は、ちゃんとこっちで回収する」







そう言ってリヴァイは出口側に出ていった





そして私は担架で運ばれ、気が付けば意識を落としていた









.






.








.







...目が覚めると、そこは医務室の天井





この天井を見るのは、何度目かな









するとちょうどいいタイミングなのか、リヴァイがやってきた









......







それ恋ですよ!!!







...







あ、やべ




なんかリヴァイの顔見れないかも





変な意識しちゃってるかもしんない









リ「おい...体調はどうだ」





...平然を装おう








『...うん、足がまだ痛いけど...何とか大丈夫そう』








私はお母さんの命があいつの手によって消えてしまったことを思い出す







何でだよ...本当...なんで、守れなかったの...









リ「...おい、A





...何泣いていやがるんだ」









『っ...?泣いて、なんか...』





.

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ゆしゃ@昆布教 - 最高。好きだわ。こんな神作作ってくれてありがとぉぉぉ作者さんんん!! (2019年5月20日 1時) (レス) id: 37f9e232a2 (このIDを非表示/違反報告)
ミストラ〜ド - えっ…やべぇ…好き過ぎる。← 久々に神作見付けた!!番外編も頑張ってください!! (2019年5月16日 20時) (レス) id: b0787012e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宮ツインズ最高 | 作成日時:2019年5月6日 19時

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