ガン無視56 ページ9
『っ、泣いて、なんかないよ
それに第一何にたいしてなくってのさ』
リ「あ？さっき母親がやられて泣いてたのはどこのどいつだ？」
『だだだだだたれだろーね！！！！知らないな！！』
リ「...A、お前意地はってるのか？」
『.......』
私はだんまり...無視してます←
リ「....お前はこんな所でもガン無視突き通すのかよ
.....いい加減吐け。」
『、何を』
リ「本音を」
こいつは...エスパーか何かか？
私の事見透かしているようだ
『...何をよ、なにもないでしょ、』
リ「母親のことで泣きたい、という顔をしているが？
.....泣きたいんなら俺の胸貸してやる。だから我慢をするな」
こいつは...本当...
『私の事全部知ってるような感じだね...
幼馴染の力ってやつなのかな』
するとリヴァイは微妙な顔をしたが
リ「...A、お前は俺がどれくらいお前の痛さや辛さを知っていると思うんだ。
俺はお前の言いたいことも大体わかる。
...お前は、今、自分が“お母さん”のことを守れなくて泣きたいんだろ？だったら泣け」
......
私は我慢できずリヴァイの胸に抱きつき、大きく泣いた
『リヴァイ...私...初めて...ちゃんとした家族ができたと思ったの....っ
私を産んでくれてありがとう。気に留めてくれてありがとう。って...感謝できるようになったの...
お母さん、って呼べるような存在になったの...
守りたい.....そう思ったのに...
...なんで私の足は、言う事を聞かなかったんだろ...っ....』
そう言ってさらに大泣きした
これはきっと、リヴァイの前だからできるんだ
ミカサやハンジの前でも、あまり出来ない
リヴァイだから、安心するんだ
リ「...A」
リヴァイは私の名前を呼び、私がリヴァイの方を見ると
リヴァイはすごく優しそうな顔をしていて、
リ「お前はよくやった。足が利かないのは仕方なかったことだ。あと...自分を責めるな。
お前は母親以外を葬ったんだ。それだけで十分だ。
あと...お母さんを守れなかった分、他に守りたいものを見つけて、守れなかった分を糧にして、
....守れ。」
リヴァイ...
『...あり、がとう...！』
そう言ってまたリヴァイの胸を借りた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆしゃ@昆布教 - 最高。好きだわ。こんな神作作ってくれてありがとぉぉぉ作者さんんん!! (2019年5月20日 1時) (
レス) id: 37f9e232a2 (このIDを非表示/違反報告)
ミストラ〜ド - えっ…やべぇ…好き過ぎる。← 久々に神作見付けた！！番外編も頑張ってください！！ (2019年5月16日 20時) (レス) id: b0787012e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宮ツインズ最高 | 作成日時：2019年5月6日 19時
