百二十四話 ページ24
今日は卯ノ花隊長のとこに定期健診受けに来たついでに、二番隊の隊舎にやって来たヨ
｢よう二番隊諸君、おひっさー｣
｢綴四席！お疲れ様です、現世から戻られていたのですね！｣
｢うん、ちと顔出しに来た。ほい、これ現世のお土産ね｣
そう言いながら、廊下途中に出会った後輩にお土産を包んでいる風呂敷を手渡す
そんなやり取りをしていると
｢げ、綴四席｣
私の姿を見て他の人よりも大柄な男が足を止めた
ややや、その反応はいただけませんな
｢なぁに大前田その反応、私が直々に顔見せに来てやったってのに。砕蜂隊長に言いつけちゃうぞ★｣
私は一気に詰め寄って、満面の笑みでそう告げてやればみるみると顔を青ざめる大前田
｢すみません、それだけはご勘弁を！｣
あは、おもろ
｢綴殿、お呼びですか｣
｢たっ隊長?!｣
すると、私の声が聞こえてたのか、気配を察知したのか分からないが何処からともなく砕蜂が現れて、大前田が分かりやすくビビり散らかす
｢やっほー砕蜂、丁度良いところに、はいこれ｣
｢何時も態々有難うございます｣
うんうん
こうして仕事を頑張る年下に褒美をやるのも人生の先輩の勤めよな
各隊舎を巡り、残すところお土産は後三つになった
二つはきっとまとめて渡せるだろうから、残すところ行くのは実質後二箇所だ
｢京楽＆浮竹たいちょ〜おはろ〜。顔出しがてら現世のお土産持ってきたぞい｣
襖をスパンっと開けてズカズカと隊長二人がいるであろう部屋に足を踏み入れた
｢綴じゃないか、体の方はもう大丈夫なのか？｣
｢この通り、元気百倍だよ｣
浮竹隊長に力こぶを作って見せると、”そうか”と微笑まれた
まるで、帰省してきた元気な孫の姿を見て嬉しそうにするおじいちゃんだな
｢所で奴さんとはどうなのよ？何か進展あった？｣
｢奴さん？｣
｢浦原喜助のことだよ｣
｢京楽、そう言ったことを聞くのはよせ｣
｢えー、良いじゃない別に。減るもんじゃないし｣
浦原と進展とな？うーん
私はガミガミと浮竹隊長に何やら怒られる京楽隊長を横目に考え始める
続く (更新停止中)
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明里香(プロフ) - そう言って頂けると有難いです。きつい物言いになってしまうことで他の方から反感を買うことが多く、不快にさせてしまいます。気を付けるように致しますが、よろしくお願い致します。 (8月3日 22時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - 明里香さん» いえ、おかげで間違えを修正できたので大変助かりました。本当に有難うございます、まだまだ未熟ですが、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (8月3日 21時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - こちらこそ、きつい物言いになってしまい、申し訳ありませんでした。楽しく読ませていただいています。頑張ってください。 (8月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - 明里香さん» 大変申し訳ございません。御指摘有難うございます、修正させて頂きました。 (8月3日 0時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 112話、月島秀一郎じゃなくて、月島秀九郎です。 (8月2日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狗犬 | 作成日時：2022年10月18日 23時
