百十九話 ページ19
「あの...綴さん、あのときはごめんなさい」
「本当にすみませんでした」
戦いが終わり、浦原商店にぼちぼち帰ろうとしていた時
申し訳なさそうな顔をした二人が、私に謝罪をしに来た
「なら、これで許してあげるよ。えいっ」
そう言って私は茶渡の額に一撃を食らわせる
すると、後ろに吹き飛ぶ茶渡
「茶渡君?!」
それを見て慌てふためく織姫ちゃん
一体何をしたかって?
やだなぁ、ただのデコピンだよ
デ・コ・ピ・ン
「さあて、次は君の番だよ、織姫ちゃあん」
「ひっ?!」
私がニヤリと笑えば、小さく悲鳴を漏らす織姫ちゃん
額の辺りに指を持っていけばギュッと目を瞑った
「いっ?!....あれ、思ったより痛くない?」
同じく額にデコピンを食らわせてやると、織姫ちゃんは手でそこを抑えて瞬きをぱちぱち繰り返した
「白牙さんって、女性には甘いですよね」
横にいる浦原がそう呟いた
「え、そう?」
そんなつもりないんだけどな
「そうっすよ!夜一さんから聞きましたよ。夜一さんには軽いグーパンだったそうじゃないですか、アタシなんか茶渡さんの比にならない殴り飛ばされたのに」
「そうだったっけ?」
「その顔は覚えてますね!!この確信犯!」
ケラケラと笑うと、浦原は声を荒らげる
あは、おもしれーの
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明里香(プロフ) - そう言って頂けると有難いです。きつい物言いになってしまうことで他の方から反感を買うことが多く、不快にさせてしまいます。気を付けるように致しますが、よろしくお願い致します。 (8月3日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - 明里香さん» いえ、おかげで間違えを修正できたので大変助かりました。本当に有難うございます、まだまだ未熟ですが、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (8月3日 21時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - こちらこそ、きつい物言いになってしまい、申し訳ありませんでした。楽しく読ませていただいています。頑張ってください。 (8月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - 明里香さん» 大変申し訳ございません。御指摘有難うございます、修正させて頂きました。 (8月3日 0時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 112話、月島秀一郎じゃなくて、月島秀九郎です。 (8月2日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狗犬 | 作成日時:2022年10月18日 23時