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愛病 百二十五話 ページ25

「イタチ兄さん?サスケ兄さん?何処?」

急に視界が暗転し再び目を開けると、そこに兄さんたちの姿はない

怖い

私は急に怖くなって、その場から逃げるように走り出した

「何処?何処なの?」

泣きそうになりながら、自宅までただ走る

家まであと少し

そう思っていたときだった

「.....兄さん?」

赤い月の下、兄さんたちが向かい合うようにして、道に立っていた

「良かった、二人ともここにいたのね。急にいなくなるから心配し.....?!」

鋭い目でこちらを見るイタチ兄さん

まるで近寄るなと言わんばかりの形相

何かが可笑しい

私の知ってるイタチ兄さんじゃない









「嘘だ!こんなの兄さんじゃない!!だって...!」

私の少し前にいるサスケ兄さんが、握り拳をつくり声を荒らげる

「お前たちが望む兄を演じ続けてきたのは、お前たちの器を確かめるためだ」

地を這うような低い声

温度のない冷たい声が、イタチ兄さんの口から漏れる

私たちが望む兄を演じ続けてきた?

なに、一体、何の話をしているの

「ねぇ...イタチ兄さん...なに、言ってるの?」

私たちの器を確かめる為って?

「愚かなる妹よ、まだ何も知らないようだから教えてやる」

「俺たち三人以外のうちは一族は全滅した、この俺の手によってな」

........全滅?

本当に一体絶対何の話?

意味、分かんない

何を言っているのか、分かんないよ









「ね、ねぇ....一体、何を言っているの......?」

「オレが殺したと言ったんだ、うちは一族全員をな」

うちは一族全員...?

じゃあ母さんと父さんも?

イタチ兄さんが殺したって言うの?

「...嘘.......嘘よ、そんなの」

どうしてそんな嘘を吐くの?

私は一歩、また一歩、後ろへ退る

すると、ドンッ、と何かにぶつかった

恐る恐る振り向くと

「?!」

そこには、血塗れたうちはの同胞が倒れていた

「い、いやぁあああああああ!!!!」

生気を失った目をしていた







_______________________

テスト期間だったので、更新おやすみしてました

そして、漫画の揃えてるところまで書いてしまった...

続き、また暫く書けないかもしれません

申し訳ございません

2021/07/05

愛病 百二十六話→←愛病 百二十四話



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設定タグ:はたけカカシ , うちはサスケ,うちはイタチ , NARUTO   
作品ジャンル:アニメ
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狗犬(プロフ) - あやさん» 有難うございます。そう言ってもらえて嬉しいです、今学業に力を入れている為更新が厳しい状況となっていますが、落ち着いたら頑張って更新致しますので宜しくお願いします! (10月2日 21時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 是非とも続き読みたいです! (10月2日 20時) (レス) id: f6af94ada0 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - りなーるさん» コメント有難うございます!いま、ネタを収集している最中ですので、暫くお待ちください。 (2023年4月2日 23時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
りなーる(プロフ) - 更新めちゃくちゃ楽しみにしてます!! (2023年4月2日 20時) (レス) @page45 id: fcaf0d8ff7 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - ミミさん» コメント有難うございます!中々、更新出来ずじまいで、すみません。更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2022年2月18日 9時) (レス) id: 53877cb946 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狗犬 | 作成日時:2021年4月23日 21時

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