愛病 九十四話 ページ44
「ヒナター、ガンバレー!!」
「ヒナタちゃん!頑張って!!」
私はうずまき君に続き、ヒナタちゃんを応援する
「!!」
「あ!」
何度攻撃をくらっても、立ち上がるヒナタちゃん
だけど、ある一撃をくらい、ヒナタちゃんはその場に倒れてしまった
「これ以上の試合は不可能とみなし...「止めるな!!」
もう無理だと判断した月光さんが、試合を止めようとすると、うずまき君がそう言った
「何言ってんのよ、バカ!もう限界よ、気絶してんのよ!!」
うずまき君以外の全員が、サクラちゃんと同じことを思っていただろう
でも、ヒナタちゃんはふらつきながらも、その場に立ち上がる
ヒナタちゃんの中でうずまき君の存在は、私たちが思うよりもずっと大きいんだ
「...何故、立ってくる...無理をすれば本当に死ぬぞ」
立っているだけで精一杯のはずなのに
「ま...まだまだ...」
ヒナタちゃんは前を向くんだ
「アナタは生まれながらに、日向宗家という宿命を背負った...力の無い自分を呪い責め続けた」
「けれど、人は変わることなど出来ない...これが運命だ...もう苦しむ必要は無い...楽になれ!」
「......それは違うわ、ネジ兄さん...だって私には見えるもの...私なんかより宗家と分家という運命の中で迷い苦しんでるのはあなたの方」
ヒナタちゃんがそう言うと、ギロりと睨み付け駆け出すネジさん
「ネジくん...もう試合は終了です!!」
何かを感じ取った月光さんが止めにかかる
あともう少し、というところで、月光さんと木の葉の下忍の班担当の先生たち3人が割って入る
「ネジ、いい加減にしろ...!宗家とのことでもめるなと、私と熱い約束をしたはずだ...!」
「....なんで他の上忍たちまで出しゃばる...宗家は特別扱いか」
マイト・ガイ先生にそう言われるが、ネジさんのイライラは全くおさまらない
「!!..ガハッ....ガハッ....くっ!」
「ヒナタ!」
暫くしてヒナタちゃんの様態が豹変する
「ヒナタ!!大丈夫か、おい?!」
「ヒナタちゃん!」
「やばいわよ...この顔色........!」
慌てて駆け付ける私たち
うずまき君が物凄く心配そうに顔を覗き込むと、少ししてヒナタちゃんは目を閉じてしまう
「おい...そこの落ちこぼれ」
そんな中、ネジさんがうずまき君にそう言った
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狗犬(プロフ) - シルビア★姉貴さん» コメント有難うございます!申し訳ないのですが、スラムダンクは詳しくなくて、合作のお誘いは嬉しいのですがすみませんm(_ _)m (4月30日 19時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 狗犬さん» こんにちは😃😊初コメ失礼します。【スラムダンク】は分かります?!もし良ければ…スラムダンクで合作しませんか?!合作🉑なら私のペンネームは…【十六夜】にして下さい。 (4月29日 17時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - まぁぁぁぁぁさん» 有難うございます!そう言ってもらえると嬉しいです。頑張ります!! (2020年9月30日 7時) (レス) id: 53877cb946 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - ジジloveさん» 返信が遅くなり申し訳ございません。有難うございます!頑張ります! (2020年9月30日 7時) (レス) id: 53877cb946 (このIDを非表示/違反報告)
まぁぁぁぁぁ(プロフ) - 初めまして!こちらの作品最初から読ませて頂きました!とても面白くて続きが気になります!続編のアイデアが浮かぶのをお待ちしてます♪ (2020年9月30日 1時) (レス) id: 1c958b9351 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狗犬 | 作成日時:2019年12月21日 16時