【NARUTO】愛は心を蝕む病のように

愛病 九十三話 ページ43

経絡系上には、チャクラ穴と言われる３６１個のツボがあり、そのツボを正確に突くと相手のチャクラをコントロールすることが出来る

それを"点穴"と言い、"点穴"は写輪眼でも見切れない

「いくら洞察眼が使えるといっても、戦闘中にあそこまで的確に...」

先生は酷く感心しながら言った

「キャ！」

ネジさんはヒナタちゃんを突き飛ばす

「ヒナタ様、これが変えようのない力の差だ。エリートと落ちこぼれを分ける差だ」

"これが変えようのない現実"だと、ネジさんは冷たく言い放つ

再び棄権をするよう促し始めるネジさん

「私は...ま..まっすぐ...自分の言葉は曲げない...」

「私も...それが忍道だから...！」

けれど、ヒナタちゃんは諦めず立ち上がった









「ヒナタってば...あんなに凄い奴だったなんて...」

「君に良く似てます...」

「......ヒナタちゃんはうずまき君のことをいつも見てたから」

ヒナタちゃんは、ずっとうずまき君を見てた

諦めないうずまき君の背中を追い掛けて

自分も頑張ろうって

もう限界のはずなのに、ヒナタちゃんはまだ諦めない

でも、先生が言う通りこの勝負の決着は見えている

「...ヒナタちゃん」

きっと分かってるんだ、ヒナタちゃんも

それでもヒナタちゃんは諦めない、諦めたくないんだ

「ヒナター、ガンバレー!!」

「ヒナタちゃん！頑張って!!」

私はうずまき君に続き、ヒナタちゃんを応援した

ヒナタちゃんはまだ負けてない

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