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愛病 三十四話 ページ34

桃地再不斬が生きている、と言うことは確定じゃない

だけど、可能性がゼロじゃない限り、私たちは自分たちがするべきことをするまで

明日から修行かぁ、頑張らないとね

「ねぇツバサ、起きてる?」

「え、うん。起きてるけど」

布団の中で意気込んでいると、横にいるサクラちゃんに声をかけられた

私たちは向かいあうようにして、横になった

「寝る前にちょっとだけお話しない?」

「うん、いいよ」

何だか嬉しいな

「じゃあ恋バナしましょ!」

いままで女の子とお泊まりしたことなかったから









「それでね、サスケ君は...」

こうして始まった恋バナ

私はサクラちゃんの話に、思わずクスクスと笑った

「な、なによ」

「サクラちゃんはほんとに兄さんのことが大好きなんだなと思って」

だって、さっきから兄さんのことばかり話してるもの

それくらい兄さんのことが好きなんだな

「何だか羨ましいや」

嬉しそうに話すサクラちゃんを見て、私はそう呟いた

「そういえば、ツバサは好きな人いないの?」

「いないよ、正直、よく分かんないし」

私は生まれてから今の一度も、恋愛というものをしたことがない

一応、私も女子だし、恋愛に興味が無いわけじゃない

ただ出会いっていうの?

それがないだけ









「えー?うっそだー」

「ほんとだよ、残念ながらね。だから、サクラちゃんが望んでるような話は出来ないかな」

面白可笑しそうに笑うサクラちゃん

私は首を横に振りながら、笑い返した

「本当にいないの?じゃあほら、気になってる同期の男子とかさ」

酷く驚くサクラちゃん、私はまた首を横に振る

「えー、つまんないの。じゃあ...カカシ先生とか!」

「え?先生?」

...確かに優しいし、頼りになるし、かっこいいけど

そういう対象じゃないしね

「いまのところは気になる人もいないかな」

恋をするって、どんな感じなんだろう

好きな人かぁ...

私もいつか素敵な恋をしてみたいな

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設定タグ:はたけカカシ , うちはサスケ,うちはイタチ , NARUTO   
作品ジャンル:アニメ
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狗犬(プロフ) - マナさん» はい、構いませんよ。 (2021年5月9日 10時) (レス) id: 53877cb946 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 作者さん質問してよろしいでしょうか?? (2021年5月9日 6時) (レス) id: adb8954dbb (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - 瑠威さん» 有難うございます!更新、頑張ります! (2019年12月10日 22時) (レス) id: 53877cb946 (このIDを非表示/違反報告)
瑠威(プロフ) - すっごく好きです!!是非最後まで書いてください!更新、楽しみにお待ちしてます!! (2019年12月10日 20時) (レス) id: a109e2f894 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狗犬 | 作成日時:2019年12月8日 20時

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