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愛病 三十一話 ページ31

予期せぬ結果で桃地再不斬との戦いは終わった

「なんだったんだってばよ!俺たちって!なんだったんだってばよ!!」

うずまき君はそう言いながら、地面を強く殴る

...凄く...悔しそうだ

「忍者やってればこういうこともある、悔しかったら次に生かせ」

そのうずまき君の腕を掴み、先生はそう言った

...?!

そうだ!あのときに弾き飛ばされた私の刀!!

私は刀の存在を思い出し、慌てて刀を探し始める

少し離れた場所に転がっている刀を見つけ、私は安堵しほっと息をつく

...よかった...あった









「俺たちの任務はまだ終わった訳じゃない、タズナさんを家まで連れていかなきゃならない」

そうだ、任務はまだ終わってない

私は刀を鞘に収め、みんなのところに駆け寄った

「あはは!みんな超すまんかったの!ま、わしの家でゆっくりして行け!」

「よーし、元気よく行くぞ!!」

先生がそう言い、歩き出したときだった

急にピタリと動かなくなったと思ったら、前に倒れていく先生の体

「カカシ先生?!」

「...多分、写輪眼の使い過ぎかな?だから、大丈夫だと思う」

先生が倒れたことに慌てふためくみんな

私はそう言いながら、先生の様子を見た









「なーんだ、ビックリしたってばよ」

「そういうことね、あービックリした」

私がそう言えば、みんなはまるで心配して損したと言わんばかりの顔をした

さっきの心配していたみんなは何処へ...

「それより、誰がカカシを運ぶ?」

「俺、疲れてるからパス」

「私は力ないし」

兄さんが先生を誰が運ぶかと聞くと、全員知らんぷりを決め込む

あはは...仕方ない...

「悪いな、ツバサ」

「いえ、大丈夫です」

私が必然と先生を運ぶことに

運ぶというか、肩に手を回して引き摺ってるようなものだけどね

「あぁ、それと、タズナさんの家に着いたら、みっちりお説教するからな?覚悟しとけよ?」

ひえっ...

耳元でそう言う先生

その声は低くて、私はゴクリと唾を飲み込んだ

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設定タグ:はたけカカシ , うちはサスケ,うちはイタチ , NARUTO   
作品ジャンル:アニメ
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狗犬(プロフ) - マナさん» はい、構いませんよ。 (2021年5月9日 10時) (レス) id: 53877cb946 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 作者さん質問してよろしいでしょうか?? (2021年5月9日 6時) (レス) id: adb8954dbb (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - 瑠威さん» 有難うございます!更新、頑張ります! (2019年12月10日 22時) (レス) id: 53877cb946 (このIDを非表示/違反報告)
瑠威(プロフ) - すっごく好きです!!是非最後まで書いてください!更新、楽しみにお待ちしてます!! (2019年12月10日 20時) (レス) id: a109e2f894 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狗犬 | 作成日時:2019年12月8日 20時

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