高校デビュー【月永レオ】 ページ31
．
高校一年生。
俺は、奇跡的に合格できたこのアイドル校で、青春してみせるんだ
「なあなあ、お前綺麗な顔だな！」
『えっ、あ、ありがとー…嬉しいなー、はは』
突然、前の席のイケメンに話しかけられた。
今までのくせで話しかけられたら「えっ」とか声が出てしまう。
だめだ。昔みたいに陰キャだったら、変わらないとダメなんだ。
「うっちゅー☆これ宇宙人に言う挨拶なんだ」
『へ、へえー、うっちゅー』
同じように両手でピースを作り、相手に合わせる。
うっちゅー☆って、陽キャ特有の挨拶なのか……？
すると、イケメンも嬉しそうに笑う。
「お前、面白いな！俺の名前は月永レオだ！」
『俺は、諏訪A』
「Aか、よろしくな！」
ああ、やった。
友達というものが初日からできた。
月永レオ、という男と友達になって俺は人生が中学の頃と比べガラッと変わった。
みんなでカラオケに行ったり、体育をしてワイワイして。
まあ正直そういううるさいのは苦手だけど、ノリが悪いと言われたら嫌だし、楽しいことだってあった。
「A、うっちゅー☆」
『うっちゅー☆』
慣れろ。
「Aくんは、いつも俺の言うことに賛同してくれるからうれしいねぇ」
『あはは、瀬名くんありがとう』
角が立たないように。
気取らぬように目立たぬように。
どんな時も笑って愛嬌振りまくように。
そうして、月永達の好きな「俺」になる。
何度もよく分からない挨拶をすることは、正直意味がわからなかったが、こうやって友達でいれるから、自分を偽ることに専念した。
「A、何か俺に隠してることないか？」
『えっ、そんなことないよー』
「そう……。でも、俺は時々Aの笑顔を見ると、なんだか寂しくなるんだ」
ズキリ、と胸が痛む。
もしかして見抜かれているのか、それともいつもの彼のよくわからない発言なのか。
その言葉の意味は分からず、彼は2年の春から不登校になった。
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どぽぽ２(プロフ) - apipeさん» 了解です！！ (2019年8月8日 21時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 宗さんとみかちがいいですか！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - apipeさん» キャラ誰がいいですか？？ (2019年8月8日 16時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - apipeさん» 分かりました！リクエストありがとうございます^^* (2019年8月6日 7時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
apipe - ２人が夢主が好きで夢主にアピールしてるのに全然きずかないのが見たいです。 (2019年8月5日 23時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
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