そのご ページ5
ク「っ、終わったぁぁ〜！！」
練習が終わると同時に、タオルとスポーツドリンクを持って勢いよく食堂へと駆け出す。
シ「…はぁ。」
呆れながらも、練習室の扉をキチンと閉めて俺に着いてくるシロ。
そんな、シロに俺は「はやく！」と言ってシロの白くて綺麗な手を掴んだ。
シ「あっ！おい！」
シロが何かを言おうとしたけど、気にせずシロの手を掴んだまま駆け出した
蓮「…？なっ、氷川双子！廊下を走るな！」
と、廊下の先には蓮巳先輩の姿が。
ク「あ〜！蓮巳先輩！のいてくださ〜い」
俺のその言葉に、蓮巳先輩はムッとしたようで
「だから、走るな！」と大声で怒鳴りあげた。
ク「あ！危ない〜〜！」
蓮「！？」
そのまま、思いっきり蓮巳先輩にぶつかる。
瞬間、鈍いドスっという床に倒れる音が響く。
あ〜。俺、１回加速したら止まれないからのいてって注意したのに…。
もう！蓮巳先輩ったら！((
なんて、思ってる暇ないか。
目の前には、怒りで眼鏡がカタカタ揺れている先輩の姿。
シ「どうすんの？」
尻餅を着いたままの、シロに俺は苦笑いで
「逃げるしかないよね？」と言葉を返す。
二人で、数秒視線を交わしたその瞬間。
いっせいに、駆け出した。
グルルと鳴るお腹の音を聞きながら、早くシロとご飯が食べたいな〜なんて呑気に考えながら
二人で、バカみたいにがむしゃらに走った。
案外こういうのも悪くないよね、なんて。
蓮巳先輩から逃げつつ食堂に向かいながら。
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山菜レイン - ゆりなさん» 私たちの作品を見てくださってありがとうございます！ゆっくりですが（私が忘れてるだけ）二人で頑張ります！これからもこの作品をよろしくおねがいします！ (2019年4月1日 1時) (
レス) id: fc91568398 (このIDを非表示/違反報告)
山菜かるは - ゆりなさんありがとうございます！ゆっくりですが二人で頑張ります！ (2019年3月31日 20時) (レス) id: 68eb26fbea (このIDを非表示/違反報告)
ゆりな(プロフ) - とても、面白いお話です！！続き楽しみしています！！お二人とも頑張って下さい！応援しています！ (2019年3月16日 16時) (レス) id: eace47ab2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山菜レイン×山菜かるは | 作成日時：2018年8月29日 14時
