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#47 ページ47

不「もうとっくの前から好きだわ、馬鹿野郎」






長い長い沈黙の末に、かけられた言葉はそれだった。






『え…』






私の間抜けな言葉に、不死川先生は小さく笑った。






不「…付き合ってくれ」





『本当に、言ってます?』





不「こんなとこで疑う奴、初めてだぞォ」





『だ、だって…不死川先生、東雲さんのこと…』







言うつもり無かったのに、言ってしまった。ギュと手で口を押えた。






不「東雲?」






何かを考えるように眉間に皺を寄せた。






不「あ、そういや俺が東雲を好きだとか何とか言ってたなァ」






懐かしいなんて言う不死川先生だけど、こっちはそんな懐かしんでいられないんですけど。






付き合って欲しいと言われたものの、不安がある中ではい、OKです。なんて言えるはずがない。






不「アイツは従兄弟だ」






彼から言われたことは衝撃的な事実だった。






『従兄弟!?』





不「あぁ。と言ってもアイツは知らねぇが」






ついつい他の生徒より気にかけてしまうんだよな、なんて付け加えた不死川先生。






不「つーか、俺も聞きたいことあったわァ」






そう言われて何を言われるかと思えば、彼の口から飛び出したのはまさかの言葉だった。

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りん(プロフ) - 柚葉さん» 私も実弥さん言われたらキュン死にしちゃうだろうと思って、書きました(〃▽〃) (2021年8月7日 2時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 実弥さんに、そんなふうに言われたい!!! (2021年8月6日 22時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりん | 作成日時:2021年7月20日 20時

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