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#44 ページ44

そこに描かれていたのは…





<お つ か れ>





この四文字だった。





たった四文字、されど四文字だった。





思わず、涙が出そうになった。





彼がこの言葉を言うということは、もう終わりだ。





おしまいなんだ。





この学校で彼の下で、教育実習生として学ぶのは。





たった一人の人と、同じ学校で一緒に働くことが出来るのは何分の、何百分の、何万分の一の確率なのだろう。





そんな確率の中で出会い、先輩後輩関係で終えることも出来たはずなのに、それか友人関係になることも出来たのに。





まさか恋愛感情を持つことになるなんて。





もう一度、黒板を見上げれば不死川先生が黒板消しで、チョークの跡を消し始めていた。





その特徴的な文字と、その後ろ姿を見て、やっぱりまだ好きなんだと思った。

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りん(プロフ) - 柚葉さん» 私も実弥さん言われたらキュン死にしちゃうだろうと思って、書きました(〃▽〃) (2021年8月7日 2時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 実弥さんに、そんなふうに言われたい!!! (2021年8月6日 22時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりん | 作成日時:2021年7月20日 20時

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