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一時間目から四時間目まで授業と言ったが、その全てのクラスで私の送迎会のようなことをやってくれて、終始ボロ泣きだった。
不「テメェ、いつまで泣くんだよォ」
職員室へ行く途中に不死川先生と出会って言われた言葉はそれだった。
『だって…』
不「面倒な奴だァ」
『そんなこと言って…。自分がこっち側だったら絶対泣いてましたよね』
そう言えば、ピクリと固まった。
図星だったようだ。
『不死川先生って、かなり分かりやすい人ですね』
不「んなことねぇ」
『そういう人に限って、分かりやすいんですよ。本人が気付いていないだけですってば』
不「俺が、分かりやすいんなら…」
カチと視線が交わった。
その視線は、いつもと違っていた。
そう、言うならば…
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りん(プロフ) - 柚葉さん» 私も実弥さん言われたらキュン死にしちゃうだろうと思って、書きました(〃▽〃) (2021年8月7日 2時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 実弥さんに、そんなふうに言われたい!!! (2021年8月6日 22時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりん | 作成日時:2021年7月20日 20時