【戦国BASARA】 偽った婚姻 〜石田三成〜【現代】

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『ん……』

「大丈夫ですか？ 急に倒れられたので驚きました」

『あ…すみません……』




あの時の使用人さん…




「お水、用意してありますのでどうぞ？」

『すみません…えっと……』

「如月と呼んでください＾＾ 歳はあなたより上…かしら？」

『はい、多分…。 そんなに敬語使わないでください、むしろ私が使わなきゃ…』




お水を渡され、口に含むと一気に目が覚めた




「いえいえ、これに慣れてしまっているので今更…A様こそ敬語、崩してください？」

『様はやめてください、流石に！ 悪いです……』

「ではAさん？」

『如月さん』

「フフッ＾＾ 先ほどはなぜ倒れたんですか？」




急に話を戻されてしまった




『あ…えっと……石田さんから何か聞いてます？』

「ﾌﾌｯ あなたも"石田"なのに変ですね＾＾ 何も伺っていないと思いますけど…」

『そう…ですか………』






隠してた方がいいのかな…
なんて言って結婚したことになってるんだろう……



『わ、私今までこんなところ来たこともなかったから…緊張しちゃって』

「あぁ、わかります＾＾ 初めは緊張しますよね。 それに初日から三成様に"部屋に近づくな"なんて言われて…いろいろストレスもあったんでしょうね…。」




な、何とか…バレてない……


うっ…
また、吐き気が……


「顔色が…」

『ちょっと…トイレに……』





＊＊


『ごほっ！！ ごほごほっ…こほ………ッ』

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