検索窓
今日:45 hit、昨日:111 hit、合計:4,469 hit

 _ ページ4

 A 視点


七海
「 …君はどこか自分の命を軽く見過ぎです
 私から見ればあなたはまだ子供、まだ死んではならない 」


A
「 …っ… 」


七海
「 早急に家入さんの ____ 」


 七海さんがスマホに手をかけた瞬間、
 遠くの所で轟音が聞こえた。


A
「 ! 」


七海
「 !西園寺くん! 」


A
( ごめん、七海さんっ…今だけはっ… )


 七海さんの静止も聞かずに、音が聞こえた所へと走った。


A
「 邪魔だっ…! 」


 術式を付与してないただの刀で
 行手を阻む呪霊を目もくれずに切っていく。


 朱雀も空を飛び回る呪霊を風で薙ぎ倒す。


A
「 …いた 」


 ターゲットの呪霊は建物を壊しながら走っている。


A
「 っ…待て!!!! 」


呪霊
『!ひヒひィ! 』


 朱雀が先に追いつく、といった時に
 何かが吹っ飛んできた。


A
「 !五条先生!? 」


五条
「 !A!! 」


A
「 あの野郎ッ…! 」


 何かの正体は俺を落とした異人だった。


五条
「 あ、待ってA! 」


 今日二度目である大人の静止を無視する。


A
「 っ…邪魔しやがって!! 」
 

 異人の首を狙って刀を振るう。


ミゲル
「 何ッ!? 」


A
「 っ…!! 」


 異人は刀と首の間に黒い縄みたいなのを入れて
 俺の刀の威力を相殺した。


ミゲル
「 残念ダッタナ!…オッ… 」


 攻撃を相殺して安心していた異人の腹に蹴りを一発入れて、
 朱雀の風で身体を浮かせる。


ミゲル
「 コレガ四神操術ッ…!? 」


A
「 はははっ…!!お前は死んでも許さねぇ!
 朱雀 " 殺 " れ!! 」


 空中で身動きができない異人を飛び蹴りして、
 ビルの屋上から落とす。


A
「 お前なんか死ねば良いんだ!! 」










 五条 視点





 ____ 狂気





 それが今のAにぴったりな言葉だった。


 いつもの淡々と呪霊を祓っていく姿と違い、
 教え子ながら少し恐ろしいと感じる。


五条
( できることなら早くアイツ(異人)を片付けて
 パンダたちの援護に入りたいけど、 )


 今のAを放っておくことはできなかった。


 その時、


A
「 ____ 五条先生、
 高専に戻って憂太たちについてください。 」


五条
「 !でも、Aだって… 」


A
「 らしくないですね、
 俺なら大丈夫です、キレてるだけなんで。 」


五条
「 … 」

 _→←拝啓 術師覚醒、もう一歩の俺へ



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
235人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 男主 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/  
作成日時:2024年4月20日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。