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A 視点
七海
「 …君はどこか自分の命を軽く見過ぎです
私から見ればあなたはまだ子供、まだ死んではならない 」
A
「 …っ… 」
七海
「 早急に家入さんの ____ 」
七海さんがスマホに手をかけた瞬間、
遠くの所で轟音が聞こえた。
A
「 ! 」
七海
「 !西園寺くん! 」
A
( ごめん、七海さんっ…今だけはっ… )
七海さんの静止も聞かずに、音が聞こえた所へと走った。
A
「 邪魔だっ…! 」
術式を付与してないただの刀で
行手を阻む呪霊を目もくれずに切っていく。
朱雀も空を飛び回る呪霊を風で薙ぎ倒す。
A
「 …いた 」
ターゲットの呪霊は建物を壊しながら走っている。
A
「 っ…待て!!!! 」
呪霊
『!ひヒひィ! 』
朱雀が先に追いつく、といった時に
何かが吹っ飛んできた。
A
「 !五条先生!? 」
五条
「 !A!! 」
A
「 あの野郎ッ…! 」
何かの正体は俺を落とした異人だった。
五条
「 あ、待ってA! 」
今日二度目である大人の静止を無視する。
A
「 っ…邪魔しやがって!! 」
異人の首を狙って刀を振るう。
ミゲル
「 何ッ!? 」
A
「 っ…!! 」
異人は刀と首の間に黒い縄みたいなのを入れて
俺の刀の威力を相殺した。
ミゲル
「 残念ダッタナ!…オッ… 」
攻撃を相殺して安心していた異人の腹に蹴りを一発入れて、
朱雀の風で身体を浮かせる。
ミゲル
「 コレガ四神操術ッ…!? 」
A
「 はははっ…!!お前は死んでも許さねぇ!
朱雀 " 殺 " れ!! 」
空中で身動きができない異人を飛び蹴りして、
ビルの屋上から落とす。
A
「 お前なんか死ねば良いんだ!! 」
五条 視点
____ 狂気
それが今のAにぴったりな言葉だった。
いつもの淡々と呪霊を祓っていく姿と違い、
教え子ながら少し恐ろしいと感じる。
五条
( できることなら早く
パンダたちの援護に入りたいけど、 )
今のAを放っておくことはできなかった。
その時、
A
「 ____ 五条先生、
高専に戻って憂太たちについてください。 」
五条
「 !でも、Aだって… 」
A
「 らしくないですね、
俺なら大丈夫です、キレてるだけなんで。 」
五条
「 … 」
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作者名:珀 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/
作成日時:2024年4月20日 8時