腹黒コンビは別々だけど相も変わらず

さ、流石花宮君……先手必勝?! ページ45

綺麗な桜も舞い卒業式日和だ

そして、花宮君はというと

花宮｢おい、お前これ持って隠れとけ｣

｢え？｣

花宮｢連絡するまで出てくんなよ！｣

そう、花宮君は周りからの評判はとても良くモテるため第二ボタン争い否花宮君争いが起きておる

｢わー走るのはっや〜｣

花宮君は大勢の女の子に追いかけ回され逃げてしまった

｢まぁ、そりゃあ頭も良いしバスケ部キャプテンだし顔も……まぁ多分良いし優しいし(表面だけ)…でもどうせ逃げるなら私にブレザー預けても意味無くない?｣

？｢そうでも無いと思うで〜｣

｢え？｣

？｢だーーれだ｣

｢そのなまりのある喋り方!!!!まさか親戚の……｣

？｢なんでやねん！｣

｢あ、今吉先輩だ！｣

今吉｢普通にツッコミ入れてもーたわw｣

｢今吉先輩お久しぶりです！！！｣

｢Aちゃん卒業おめでとう｣

｢ありがとうございます!!!!それで先輩そうでも無いとは？｣

今吉｢意味が無いって言うてたやろ？けど、花宮追いかけて第二ボタン貰いに行っても肝心のブレザー無かったら意味無いし、花宮とよーさんつるんでたA見つけたら花宮どこや？って大勢聞きに来るやろうから隠れとき？って言うてたんやろーな｣

｢な、なるほど……流石花宮君｣

今吉｢にしてもAはもっとメソメソしてるもんかと思ったけどそないでも無かったなぁ｣

｢流石にしませんよ〜!!!!もう私高校生になるんですよ？16の女ですよ？結婚できる歳ですよ？メソメソしてられませんよ〜ウフフ｣

今吉｢でも明日から毎日花宮とは会う事無くなるで？｣

｢あ……そ、そういえばそうですよね…いつも顔合わせてるのが普通って感じてたけど……なんか…｣

今吉｢えっ、ちょ、待ってやそこで泣きそうにならんといて！？｣

｢ごめんなさいｸﾞｽﾝｯなんか考えたら悲しくなｸﾞｽﾝｯって…｣

先輩……利用してたんですか。まぁいいですけど→←ありがとうううううう花宮君のおかげ

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