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囁き ページ7

入間さんの車に乗り込むと入間さんは誰かに電話をしているようだ

銃「あぁ?前から言ってたろーが。」

銃「てめぇが聞かなかっんだろ!?あぁ!?」

銃「チッ」




『最後舌打ちで電話を終えるって…』

銃「左馬刻ですよ。アイツまた問題起こしてなきゃ
良いんだが」

『入間さんって母性あります?』

銃「牢屋にぶち込まれたいんですかね?どいつもこいつも」

『えっ!!ちなみに罪名は』

銃「公務執行妨害及び誹謗中傷」

『あはは……無実で釈放おねがいします』




それから約1時間ほど車に乗っているとあっという間に着いてしまった

銃「着きましたよ」

『入間さんありがとうございました』

私は車から降りて荷物を持ちいつものあの扉へ手を
掛ける

開けようとしたその瞬間

夢「はっ、、、A!!」

私は何かを言う前に夢野さんに力強く抱きしめられて言葉が引っ込んでしまう

夢「良かった……帰って来てくれなかったら……俺」

『とりあえず落ち着っ』

すると車から入間さんが降りてきた

銃「どうも。夢野幻太郎さん」

夢「貴方はヨコハマの…」

銃「昨晩彼女が私に相談してきまして、泊めてくれとエラく諄く言われたので仕方なく泊めたんですが」

少し胡散臭い笑みを浮かべながら入間さんは喋る

『あのっそれは』

私が説明をしようとすると夢野さんは私を離し入間さんの前へと立ちはだかる

夢「それは、どうもお世話になったようで。」

銃「あ、勿論手など出してないので御安心を」

夢「……何が言いたいんです」

いつもの優しい声色とは思えないくらい夢野さんの声は怒っている

銃「ふふっ、ですから」

入間さんは夢野さんの肩を掴み耳元で何かを囁くと
そっと手を離した

銃「では、また」







入間さんは車に乗りさっさと帰ってしまった

『あの……』

夢「入りましょうか」

明らかに疲弊している夢野さんの顔は無理に作った
笑みが浮かべられているのが分かる

『……はい』

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作者名:シオン | 作成日時:2020年9月27日 5時

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