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オレンジ ページ35

あれから夜まで観光し尽くし私達は宿泊所へと戻ってきた

『ふうう楽しかった〜!!あそこのチーズたこ焼き
美味しかったなぁぁ』

夢「そうですね珍しく沢山おかわりしてましたね?」

『私アレが1番好きになりました!!』

夢「おや?小生の事は1番ではないのですか?」

『へっ!?い、いやいやいや……』

夢「うっ…妾悲しいのぉ……オヨヨヨ」

『食べ物と幻太郎は別です!私の好きな人は幻太郎ですよ!』

夢「おや?奇遇ですね。小生もAの事が1番好きですよ」

夢野さんはさっきまでの嘘泣きをさっと止め私を抱きしめる

『ちょ、お風呂まだなので…臭いません?』

夢「いいえ?貴女はいつもいい匂いですよ。」

『ど、どうも……//』





私はあの後お風呂に入り睡魔と戦っていた
夢野さんは交代でお風呂に入ってしまった所だ

『うぅ……眠い。髪乾かさなきゃ…』

布団や椅子を濡らす訳にはいかないので私は仕方なく窓際の床へ座る

『ん〜…………zZ』





夢「A」

『ん』

夢「風邪引きますよ」

『あ、私…』

夢「随分お疲れのようですね」

『すみません…』

夢野さんはいつの間にか髪も乾かし寝巻きで寝る準備バッチリだ

『ふぁ〜〜ぁぁ』

私は欠伸をしながら髪を乾かしに行く

夢「Aベッドに座っててください」

『え、あ…はい』



夢野さんはドライヤーと櫛を持って私の背後に座った

夢「乾かしてあげますよ」

『え、良いんですか?』

夢「ええ、さぁ前を向いてください」

夢野さんに乾かしてもらってる間心地よくまたもや
睡魔が襲ってくる

夢「ふふっ」



夢「終わりましたよ」

『……あっ』

夢「寝てましたね」

『すみません!寝てました?』

夢「ええ。こくりこくりとしてましたよ」

夢野さんは微笑みながら報告してくる

夢「もう寝ます?」

『いや、まだ少し起きます!』

夢「んー、では少しだけお酒でも飲みます?先程珍しい物を見つけたので」

『あ、さっきお土産コーナーで見てたやつですね!
じゃあ少しだけ頂いて良いですか?』

夢「コップ持ってきますね」


そのお酒はオレンジ色でまるでオレンジジュースの様な見た目だ

『頂きます』

1口飲むとやはりオレンジで風味が口の中に広がる

『美味しい!』

夢「さっぱりしてて飲みやすいですね」

『ジュースみたいですねこれ』

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作者名:シオン | 作成日時:2020年9月27日 5時

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