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安心 ページ23

夢「帝統は!?」

『隣で爆睡してて』

夢「今すぐ起こしてください!」

『あ、は、はい』

私は帝統さんを揺さぶって声を掛けるが中々起きない

『帝統さん!』

帝「んー」

『……仕方ない』

『失礼します』

私は帝統さんの頬に


思っきりビンタをした


帝「んにゃぁ!!!?痛っっ……は!?」

『起きた!!幻太郎!起きました!』

夢「何か凄い音が……いや!それより帝統に代わってください!」

『はい!』

私は放心状態の帝統さんに携帯を渡す

帝「ん?どうしたんだ幻太郎」

夢「今すぐ乱数の飴を持ってきてください!」

帝「乱数の……!?まさか」

夢「はい。事情はあとで、とりあえず現在地を送るので急いでください!」

帝「わ、分かった!」

帝統さんは電話を切り急いで玄関へ向かう

『あ、あの』

帝「起こしてくれてサンキュな!」

『私も行きます!』

帝「え」

『こう見えて走るの速いので役に立ちます!』

帝「……分かった!なら乱数の事務所まで急ぐぜ!」

『はい!』








夢「乱数!気をしっかり」

乱「ハァハァ……うっ」

夢「大丈夫です!すぐに帝統が来ますから」

乱「う…ん……」

乱数は気が遠くなっていってるのか少しずつ瞼が落ちてきている

夢「乱数!乱数!」

すると向こうから帝統とAが走ってくるのが見える

夢「ら、乱数!!来ましたよ!」

『幻太郎ーー!!!!!』

夢「は、早く飴を…!」

『これですね!』

私は乱数さんの口に飴を突っ込む

夢「乱数…!?」

だが乱数さんは目を開けない

帝「おい!乱数!目ぇ覚ませよ!おい!」

『ちょっと待ってください!これ……』

私は乱数さんの顔に耳を近付けるとスースーッと呼吸音が聞こえてくる

『もしかして意識は取り戻したけど疲れで眠ってるんじゃ…徹夜明けって言ってましたし』

夢「………はぁ。良かった」

帝「一時はどうなるかと思ったぜ」

『と、とりあえず家に運びましょう』

夢「そうですね。」

夢野さんは乱数さんの腕を自分の首に回しおんぶする

帝「お前って時々急に男らしくなるよな」

夢「何を今更。わっちは元々男でありんす」

帝「おいおい。んだよそのキャラブレブレじゃねーか」

夢「はは……小生本気で焦ってしまい…少し過去の事を思いだしてしまいました」

帝「ふーん。」

看病→←飴



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作者名:シオン | 作成日時:2020年9月27日 5時

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