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乱数さんはお疲れなのか朝食を終えるとすぐに帰る
支度をした

乱「幻太郎!ご馳走様!!」

夢「いえいえ」

『また皆で遊びましょう!』

乱「う、うん!!ありがと!」

夢「小生途中まで送りますね」

乱「いいよいいよ!だいじょーぶ!」

夢「……A家の事任せますね」

『あ、はい』

夢野さんは少し低いトーンで言うと雪駄を履く

乱「ほんとに大丈夫だから」

夢「お気になさらず。今日の晩御飯のおかずを買うついでですので」

乱「……」

乱数さんは少し怖い顔をして夢野さんと出ていってしまった

『大丈夫かな』





私は寝室に戻ると帝統さんは座布団を枕にしてヨダレを垂らしながら眠っていた

『野生児っぽいな』

帝「いっか……せんき…」

『一攫千金??なんの夢見てんだこの人』

私はタオルケットを掛けてあげ洗い物をする事にした







乱「ねぇ、幻太郎もうこの辺で大丈夫だよ!」

夢「いえ、麻呂が行こうとしているお店はこの先なのでお気になさらず」

乱「じ、じゃあボクこっちの道でっ……うっ」

夢「!!」

夢「乱数!?貴方やっぱり」

乱「な、なーんてジョーダンだよっ」

夢「にしては顔色が優れませんね」

乱「……もう今日はいいから。」

夢「では何故家に来たんです?帝統を探しに来たというのは建前で本当は」

乱「……さいな」

夢「なんと?」

乱「うるさい!!もうほっといてよ!!」

乱数は走って逃げようとする途中でしゃがみ込む

乱「うっ……ゲホッ」

夢「乱数!!飴は!?何処なんです!」

乱「だい…じょうぶだから」

俺は乱数のポケットを探るがどうやら持っていないようだ

夢「まずい……」

急いで帝統に電話をするが奴はなかなか出ない

夢「帝統……!!頼む…早く」

すると電話には

『はい』

夢「A!?」







洗い物を終えた後居間で寛いでいると寝室から携帯の音が聞こえてくる

『帝統さん携帯鳴ってますよ』

帝「んぁ〜……」

『はぁ』

私は帝統さんの携帯を見るとそこには幻太郎と書かれている

仕方が無いので私が出ると夢野さんは何やら凄く焦っているようだ

(夢野さん珍しく焦ってる……?)

『はい』

夢「A!?」

安心→←久しく



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作者名:シオン | 作成日時:2020年9月27日 5時

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