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茶番 ページ17

私はお風呂場の掃除を軽くしてお湯を張り居間へ戻ると2人は何かを話している様子だ

『あの……』

帝「!!!」

夢「おや、終わりましたか?」

『は、はい!』

帝「お前今の話聞い…いてててててて!!」

夢「おやおやぁ帝統や貴方随分と肝臓が悪いんじゃないですか?」

帝「な、何すんだよぉぉぉ……いたたた」

夢「ちょーっと足の裏のツボを押しただけでありんす」

帝「なんでだよ!!」

夢「それは……妾と帝統が前世では姫と武士だっからでおじゃ〜」

夢「足のツボを押しあえるそんな親しい仲なのじゃ」

帝「きめぇこと言うなよ!」

夢「っと言うのは嘘なんですが」

帝「んだよ!」

夢「とりあえずお腹空いてるんでしょう?晩御飯にしましょうか」

帝「え、お前等も食ってなかったのかよ」

『まぁ…さっき帰ってきたので』

帝「ってきり外食かと思ったぜ」

夢「ほら帝統や何が食べたいんだい?言ってみんしゃ〜い」

帝「お!いいのか!?じゃあ肉!!」

夢「肉ですか」

『お肉かぁ……』

帝「そんなに考えるものか?」

夢「肉と言っても沢山料理があるでしょう」

『あ、ひき肉を冷凍庫に保管してるのでそれ使って
ハンバーグにします?』

夢「良いですね」

『帝統さんは』

帝「おう!食えたらなんでもいいぜ!」

『じゃあ私夢野さんのお手伝いします!』

夢「流石はA気が利いて良い子よのぉ〜」

夢「ですが、大丈夫ですよ」

『えっ?』

夢「Aは居間で寛いでいてください」

『けど……』

夢「あ、そうそう!確か小生の部屋この前の納期明け以降掃除が出来てなかったなぁ…はぁ、」

『あ!私暇なので片付けますよ!』

夢「おやおやぁ〜悪いですね。けどAが良いなら
是非お願いしようかな」

『任せてください!!』





帝「なんだったんだよさっきの茶番……」

夢「何言ってるんです?アレはスキンシップです」

帝「それ意味ぜってー違うだろ」

夢「いいからさっさと手を洗って玉ねぎ剥いてください。その後みじん切りお願いします」

帝「げ、玉ねぎ……よりにもよって」

夢「なにか文句でも?」

帝「いや!喜んで切らせて頂きます!」

夢「よろしい」

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作者名:シオン | 作成日時:2020年9月27日 5時

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