キャンディ ページ15
『はい!これ暖かいお茶』
帝「お!サンキュな!!」
帝「うんめぇ〜!生き返るわ〜」
『それは良かったです』
夢「おやおや、麿抜きでなに楽しそうに笑談してるんでおじゃ〜」
帝「幻太郎も飲むか?お茶!」
夢「いやここ小生の家」
帝「まぁまぁ〜!泊めてもらうんだし!茶くらい入れてやるよ!菓子もいるか?」
夢「いや、だからここ俺の家」
帝「んぁ?これどうやってお湯出すんだ?」
夢「それは…」
『あ、危ないので湯呑みを離した状態でここを押してからここを押すんですよ』
帝「うお!すげ!!やるじゃねーか!」
『いや…ポットの使い方でそんなに褒められても』
夢「はぁ…全く。」
「ぐぅ〜〜」
暫く話していると急にお腹の音が響き渡る
『……?』
夢「……私は違いますよ」
『じゃあ』
帝「い、いやぁ昨日からなんも食ってなくって」
『昨日から!?』
夢「一体何してるんですか」
帝「いやぁ、乱数に食わせてもらうつもりだったからよう……」
『乱数さんだけじゃなくても幻太郎に言えばご飯貰えたのでは?』
夢「いや、我はそこまで優しくないぞよ!」
帝「まぁ、幻太郎に言えば飯くらい出してくれるんだろうけどさ」
夢「おい話を聞け」
帝「けどよぉ、お前等付き合ってんだし頻繁に行くと悪ぃかなって」
夢「ふむ……確かに最近は滅多に顔を見せなくなりましたね。ってきり勝って余裕なのかと思いましたよ
まぁそれならそれで早く金を返しやがれとは思っていましたが」
帝「ギクッ」
すると帝統さんはポケットからキャンディの包み紙を夢野さんに差し出す
夢「これは?」
帝「頼む!コレやるから飯と風呂と泊めてくださぁい」
夢「何か一つ増えてるんですが?!」
『これ乱数さんの飴ですか?』
帝「あぁ!前に事務所行った時に菓子箱があって沢山あるからって貰ったんだ!」
夢「はぁぁぁ仕方ないですね。特別ですよ」
帝「マジか!!流石幻太郎!ついでに借金も……」
夢「調子に乗るなよ」
帝「じ、冗談だって!」
夢「あ、A」
『はい?』
夢「悪いんですがお湯を張ってきてもらっていいですか?」
『あ、分かりました!』
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作者名:シオン | 作成日時:2020年9月27日 5時