腹黒コンビは学校バラバラになった2

すっかり長話に花を咲かせてしまってるよね ページ40

樋口｢そういえば柴田さんは何年なの？｣

｢2年です！｣

樋口｢へぇ〜なら1個下か〜｣

｢樋口さん達は今年で引退ですか……｣

樋口｢そーそー。やっと受験勉強に専念できるよ｣

暫く私達は長話をしているとノックが鳴った

｢！？｣

赤司｢何してるんだ｣

樋口｢あ、赤司!!違うんだ！黛を探してたら……｣

｢あっ、ごめんなさい！2人を引き止めてたのは私なんです！｣

黛｢……｣

赤司｢全く。いくら自由時間だからと言って……ってどうしたんだその怪我｣

｢へっ！？あぁ、いや、ちょっと擦りむいちゃって…｣

赤司｢正太が手当したのか｣

樋口｢あぁ。｣

赤司｢そうか。安心しろA洛山のマネージャーは伊達にマネージャーやってる訳じゃない。怪我の手当もそれなりに上手いはずだ｣

｢樋口さん！改めて手当の方ありがとうございました！｣

赤司｢それより千尋はさっきから黙りのようだが｣

黛｢別に。何も聞かれなかったから黙ってただけだ｣

赤司｢まぁいい。自由時間だからと言って観戦をしなくていい事にはならない。｣

黛｢あぁ、分かった。今から行く｣

黛さんは赤司君に言われ素直について行ってしまった

樋口｢悪いね！また機会があれば話そうね!!黛もなんだかんだ楽しそうにしてたし｣

｢あ、いえいえ！こちらこそお時間取ってしまいすみません!!是非また！｣

樋口さんは私に軽いお辞儀をして行ってしまった

｢……待って！？私も試合観戦行かなきゃ!!!!!｣









試合観戦に戻るとそこにはギリギリ耐えている状態の海常だ

｢うっそ……海常が…｣

リコ｢遅かったわね！｣

｢ごめん。ちょっと色々……それよりこれ｣

木吉｢あぁ……海常は今追い込まれてる｣

黒子｢けど、負けるはずありません！｣

そう言って黒子君は立ち上がり大声で声援を送った

黒子｢信じてますから!!!黄瀬君！｣

｢頑張れーーー！黄瀬君!!!!!そんなコーンロウ倒しちゃってください!!!｣

そして黄瀬君は立ち上がり次々とキセキの世代の技のコピーを披露し始めた

｢アレは……緑間君の……あ、今のは青峰君の…
す、すごい｣

黒子｢予想以上です。｣

リコ｢次やる時は更に手強くなってるわね。｣

そして黄瀬君のパーフェクトコピーのおかげで無事
海常は勝利した

恥ずかしがらなくても…どーせ有名人なのに！→←面倒見がいい先輩ばかりじゃないですか！

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