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仲良のいい仲の悪さっていいよねぇ! ページ38

(樋口……?洛山ジャージ着てるけど…選手では無いよね応援の人?)

「あのー、」

樋口「あぁ、騒がしくしてごめんなさい!」

「いえ…」

黛「今日の試合はもう終わりだろあとは自由観戦って言ってたぞ」

樋口「いくら赤司がそう言っても医務室で寝るヤツがあるかよ!」

黛「樋口うざい」

樋口「チッ」

「……」

樋口「あ、誠凛の…人ですよね!すみません驚かせたみたいで」

「い、いえ……大丈夫です」

樋口「うわっ、膝どうしたんですか!」

「ちょっと擦りむいちゃって」

樋口「騒がせたお詫びに手伝いますよ」

「え!でも悪いですし」

黛「ついでに左肘も怪我してるらしいからガーゼ
貼ってやれよ」

樋口「え!そうなんですか!?」

「げ、聞かれてた…」

黛さんは寝転がったまま向こうを向いてこっちを見ない





樋口「うわっ、結構傷深いですね」

「通りで…血が止まらないはずだ…」

樋口さんは慣れた手つきでガーゼやら包帯やらをどんどん貼っていく

「慣れてますね!」

樋口「あぁ、俺洛山でマネージャーしてます樋口正太って言います」

「あ、私は誠凛のマネージャーをしてます柴田Aと言います!」

樋口「あー誠凛の…!!!あ、脚は出来たんで肘見せてください」

「え、あぁ、はい!」

私は袖をめくると中々痛々しい見た目だ

「うわっ、ぐっろ……」

樋口「この絆創膏剥がしますね」

「えっ、ちょ!いたっ」

樋口「あ、すみません。けど、これ剥がして消毒しないととバイ菌入るかもですし」

「け、けど痛いんです!傷跡も一緒に引っ張られるというか…」

するとさっきまで寝転んでいた黛さんが立ちがあった

「??」

樋口「どこ行くんだよ」

黛「痛いって言ってんだから無理に剥がすなよ」

樋口「は?じゃあどうするんだよ!」

黛「待ってろ」

黛さんはタオルを持って戻ってくると手洗い場所で
タオルを濡らし始めた

黛「ほら、少しの間これ当てとけ」

「え、?」

渡されたタオルを受け取るとめちゃくちゃ熱い

「あっつ!!」

黛「蒸しタオルだからな」

樋口「わっるい顔してんぞー。」

私は言われた通り肘に蒸しタオルを当てる事にした

面倒見がいい先輩ばかりじゃないですか!→←医務室と保健室を同等に使わないでくださる!?



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シオン(プロフ) - 黒胡椒さん» ありがとうございます!!ご期待に添えるよう頑張りますね! (2020年2月19日 6時) (レス) id: 6c2039e88f (このIDを非表示/違反報告)
黒胡椒(プロフ) - 続編おめでとう御座います!楽しみです! (2020年2月18日 8時) (レス) id: e2f590a1cb (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 伊波トウナさん» ご愛読ありがとうございます!!!!!引き続き楽しんで頂けるよう頑張ります!! (2020年2月13日 0時) (レス) id: 6c2039e88f (このIDを非表示/違反報告)
伊波トウナ - この、お話大好きです!!続き待ってます!! (2020年2月12日 18時) (レス) id: c819373870 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 今井 明希さん» 楽しみにして下さってるなんて……めちゃくちゃ励みになります!!!!!これからも頑張らせてもらいますね!!!是非これからもご愛読の方よろしくお願いします(^ ^) (2020年2月12日 3時) (レス) id: 6c2039e88f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオン | 作成日時:2020年1月30日 11時

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