【◇】結 婚 後 . 2【小湊亮介】

_我が子_ ページ10

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亮介side







目の前にいるのは
天使といっても嘘ではない程の可愛い子供。

この子らがまさか自分の子だなんて想像もつかない。




亮「手ぇ…ちっちゃ」



紅葉のような手に指を置くと
ぎゅっ、と小さな力で掴んでくれた。




…これが家庭の、いや子供の幸せってヤツ？









伊「…これが亮介とAの…」

藤「可愛いねぇ〜赤ちゃんって」






産まれたと聞いて飛んできた純と藤原。

藤原は双子の赤ちゃんに、ベタ惚れだし。
純はなんか初めて見たのか感動しているし。



俺はふふっと笑った。






亮「可愛いでしょ？双子の赤ちゃんだよ？」

藤「双子って女の子？」

亮「両方なんだよね、ほんと嬉しい」



伊「Aが産めるなんてな」

『え？どういうこと？』笑

伊「なんか俺感動したわ」

『どういう意味なのかわからないけどとりあえずわかった』









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『2人とも来てくれてありがとう！』


伊「おう！御幸と倉持もこれたら来るってよ」

藤『A本当におめでとう！』

亮「え、あいつら来るの？」


伊「だってよ、OBのグループライン賑わってるから気にしない分けないだろ」




亮「『…え』」




伊「そりゃあ元野球部の皆が、部内カップルの子供を知らない理由はいらないだろうし」

藤「ラブラブだったからね〜気になる理由もわかるよ」









『花梨ちゃんと優介くーん、ぱぱとままね、
ずっと前からラブラブだったんだよー？ 』





男の子なら優介、
女の子なら花梨って前々から決めていた私達。

今回は双子で、さらに両方だからすんなり決まった。





子供と嫁に溺愛する俺って痛いヤツ？

でも可愛いくて愛おしいんだからしょうがないよな。









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