【◇】結 婚 後 . 2【小湊亮介】

【合計46,000hit＆続編記念】_もしも亮介じゃなくて降谷君と結婚していたら_ ページ7

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『さーとるっ』






僕よりも身長が低いA。

名前を呼びながら近づき、ソファーの隣に座る。

あったかいココアの入ったマグカップを2つ持ってきてくれ
テーブルにちょこんと置いた。

…そのマグカップは誕生日に春市君から貰ったもの。
お揃いの柄で僕のは水色、Aのはピンクでお互い気に入っている。








『このテレビ面白いよね！暁が見てるなんて珍しいけど』笑

降「…珍しい？そんなに」

『だって暁動物番組すきじゃない？』







確かにシロクマは好きだけど…って思っても
一番好きなのはAだよなんて心で言う。


ゆっくり過ぎる二人の時間の中で…







『…かっこいい』ﾎﾞｿｯ







Aが呟いたのを僕は見逃さなかった。






Aの目線の先にはあるイケメンと言われる、お笑い芸人の人が。

良いけど…なんかモヤモヤするのは気のせいなのか。









降「A…一番好きなのはだれ？」

『ん？』

降「だから…好きなのはだれ？」








無意識に聞いていたこの言葉。

君はこの言葉に答えてくれる？








『誰よりも、暁だけが好きだよ』




降「…安心した」




『何、心配したの？』




降「だって、さっきかっこいいって言ったから… 」




『暁のこと、好きじゃないと結婚しない』









降「…僕も、愛してる」









愛する僕のお嫁さんは

可愛くて、ほわほわしてて、

僕を見守っててくれる愛する人です___。









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